ピーター・フランプトンはかつて煙が充満したプライベート・ジェットの客室からデヴィッド・ボウイに助け出されたことを明かしている。
今年刊行が予定されている回想録からの抜粋でピーター・フランプトンはデヴィッド・ボウイについて「素敵な人」と評し、ロンドンのブロムリー区にある学校で出会った時を含め2度命を救われていると説明している。
2度目は1987年のグラス・スパイダー・ツアーでデヴィッド・ボウイがピーター・フランプトンをギタリストに選んだ時で、彼は当時キャリアをカムバックさせようといた頃だったという。
『サンデー・ミラー』紙によれば、プライベート・ジェットの客室で離陸を待っていた時にデヴィッド・ボウイが客室に煙が広がり始めたことに気づいたという。
ピーター・フランプトンはデヴィッド・ボウイが「煙だ、煙だ」と叫んで、すぐに行動に移したと振り返っている。「パイロットが飛行機を止めたら、文字通りデヴィッド・ボウイは僕を席から持ち上げて、ボーディング・ブリッジを降りてくれたんだ」
「これを忘れることはないだろうね。彼は逃げ出すこともできたわけだけど、ちゃんと僕が大丈夫なようにしてくれたんだ。これこそが僕といたあの人であり、いつものあの人なんだよ。彼は素敵な人だよね」
ピーター・フランプトンは『フランプトン・カムズ・アライヴ!』が800万枚を売り上げた11年後にデヴィッド・ボウイのツアーに参加している。
当時、ピーター・フランプトンのキャリアは衰えかかっており、デヴィッド・ボウイは彼をステージにカムバックさせている。
ピーター・フランプトンは細胞組織が炎症して筋肉が弱る封入体筋炎と呼ばれる筋肉の難病を患っている。
ピーター・フランプトンは症状を最小化するためにジョン・ホプキンス大学で実験医療を受けている。
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