Andy Ford / NME

Photo: Andy Ford / NME

ヤングブラッドは新曲“Weird”が公開されている。

ドンカスター出身で、本名をドミニク・ハリスンというヤングブラッドは『NME』に2020年初めてリリースされる楽曲について次のように語っていた。「LCDサウンドシステムとデペッシュ・モードのようなものをやってみたんだ」

ヤングブラッドはアップビートでオプティミスティックなポップ・ナンバーをリリースしている。シンセ・ベースのアルペジオで幕を開ける“Weird”は自らが抱えていた不安や母親が死にかけた体験について歌ったものとなっている。

“Weird”を公開するに当たってヤングブラッドは「新しい時代へようこそ!」とツイートしている。続くツイートで、この曲でモッシュする動画を投稿してほしいと呼びかけている。

「この曲はナイーヴさを持たせたかったんだ。というのも、これは来たるべき時代の曲だからね」とヤングブラッドは“Weird”について『NME』に語っている。

「ここ18ヶ月は自分にとって奇妙な感じだった。俺は母親を自動車事故で失いかけたんだ。付き合っていたのも別れることになった。取り上げられるようになって急に有名になった。また、鬱が始まって、自殺について考え始めたんだ」

しかし、新曲でヤングブラッドは「楽観性の時代」に入ることになると語っている。「俺はもう怒っていないんだ。ファースト・アルバムでは怒っていた。EPはより希望を感じるものとなった。そして、今は楽観性を感じているんだ」

ヤングブラッドは新型コロナウイルスによる外出制限を受けてYouTubeでライヴを配信しており、先週の配信ではマシン・ガン・ケリーやトラヴィス・バーカー、ケリー・オズボーンがゲストとして参加している。

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