先週、パリ同時多発テロでライヴ中に襲撃を受けたイーグルス・オブ・デス・メタルだが、そんな同バンドをUKチャートで1位にしようというキャンペーンが始まっている。デュラン・デュランはそれを受け、イーグルス・オブ・デス・メタルによる“Save a Prayer”のカヴァー曲について、自分たちに入る印税を寄付すると発表している。
11月13日のパリにおける一連の襲撃では、少なくとも132人が亡くなり、350人が負傷したと報じられている。最大の被害を出すことになったのは、イーグルス・オブ・デス・メタルのライヴ会場となったバタクランで、118人が銃撃を受けて亡くなっている。
イーグルス・オブ・デス・メタルによるデュラン・デュランの“Save a Prayer”のカヴァー・ヴァージョンを「テロに屈しない団結と平和への支持を表明するため」チャート1位にしようというキャンペーンが、先日よりインターネット上で始まっている。UKチャートを集計するオフィシャル・チャート・カンパニーによると、このシングルの順位は今週半ばの時点で96位だが、このキャンペーンによって数日中に順位を上げる見込みだという。
デュラン・デュランのフロントマン、サイモン・ル・ボンはツイッターで次のようにコメントしている。
「@ EODMforNo1(EODMを1位に) @ DuranDuran(デュラン・デュラン)はこのカヴァー・ヴァージョンによる僕らの印税収入をすべて寄付します。効果的で平和的で、みんなを団結させる選択肢だと思うからです」
イーグルス・オブ・デス・メタルがデュラン・デュランと共演で“Save a Prayer”を演奏する様子はこちらから。
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