アンドリュー・ウェザオールは死後のリリースとなる新たなシングルが今週リリースされるという。
“Pamela #1”と題された4曲入り12インチがモートン・レコーズの姉妹レーベルであるパメラ・レコーズからリリースされる。予約はフォニカのウェブサイトで受け付けられていたが、現在は新型コロナウイルスの影響で閉鎖されている。正確なリリース日ははっきりとしないものの、レジデント・アドヴァイザーは今週リリースされると報じていた。
本作は“Unknown Plunderer”と“End Times Sound”の12インチに続いて、アンドリュー・ウェザオールにとって2番目の死後のリリースとなっている。
“Pamela #1”はスタジオのパートナーだったニーナ・ウォルシュと共に亡くなる前の2月に制作された楽曲だという。ニーナ・ウォルシュは共作者としてクレジットされていて、ウッドレイ・リサーチ・ファシリティと題されたスタジオで2人によって制作された。
「メジャー・レーベルと契約していないことの素晴らしい点は解放されていることなんだ」とアンドリュー・ウェザオールは“Pamela #1”について語っている。
「締切も制限もプレッシャーもない。その結果、クリエイティヴなプロセスが完全に自由になるんだ。スタジオにまっさらなキャンヴァスがあって、どんなことをしたっていいんだよ」
“Pamela #1”の一部はフォニカのサイトで聴くことができる。また、収録曲の“Slap And Slide”はランサム・ノートによって先日公開されている。
https://www.phonicarecords.com/product/andrew-weatherall-pamela-1-pre-order-pamela-records/166722#
アンドリュー・ウェザオールについては死後、900時間にも及ぶミックス音源がファンによって公開されている。これは1988年から2020年のスタジオ・ミックス音源、ライヴ音源、ラジオ音源によって25歳以降のキャリアが「ウェザードライヴ」という名前でまとめられたものとなっている。
著名なDJにしてプロデューサーのアンドリュー・ウェザオールは肺塞栓症で現地時間2月17日朝に亡くなっている。享年56歳だった。
『スクリーマデリカ』が最もよく知られた作品の一つとなっており、アンドリュー・ウェザオールはビョーク、スージー・スー、ニュー・オーダー、マニック・ストリート・プリーチャーズ、ジェイムス、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインといった幅広いアーティストのリミックスも手掛けている。
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