GETTY

Photo: GETTY

グレイトフル・デッドは過去の名演を毎週生配信することを発表している。

「シェイクダウン・ストリーム」は毎週金曜日に過去の名演を全編配信していくもので、1回目では2005年にライヴ・アルバム『トラッキン・アップ・トゥ・バッファロー』としてリリースされた1989年のニューヨーク州オーチャード・パークにあるリッチ・スタジアムで行われた公演が配信されている。

すべての公演は配信前にグレイトフル・デッドの収集家であるデヴィッド・レミューと歴史家のゲイリー・ランバートがファンの質問に答えるトークショーも行われる。

配信について彼らは次のように述べている。「いくつかの重要な理由のために、89年のバッファロー公演からビデオ配信のシリーズを始めることを決めました。その素晴らしさは疑う余地のないもので、実際のライヴを観ることのできない中でみんなが楽しんでもらえるものだと思っています。この国で最も被害を受けているトライステート・エリアの熱狂的なデッド・ヘッズやニューヨーク州のデッド・ヘッズに捧げます。これはみなさんのためのものです」

「シェイクダウン・ストリーム」の次回は4月17日に行われる予定で、1974年にサンフランシスコで行われた5公演を収録した『グレイトフル・デッド・ムービー』が配信される。

先日、レディオヘッドは新型コロナウイルスによるロックダウンが続くなか、過去のライヴ映像を配信することを発表している。

昨年、グレイトフル・デッドに詞を提供していたことで知られるロバート・ハンターが亡くなっている。享年78歳だった。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ