アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーとマイルズ・ケインによるスーパーグループ、ザ・ラスト・シャドウ・パペッツがセカンド・アルバムのレコーディングを「終えた」ことが、バンドのドラマーにしてプロデューサーであるジェームス・フォードによって明らかになっている。
2008年発表のデビュー・アルバム『ジ・エイジ・オブ・ジ・アンダーステイトメント』に続く新作にザ・ラスト・シャドウ・パペッツが取りかかっているのではないかという噂が広まっていたが、今回、チリの音楽サイト「ロック&ポップ」のインタヴューのなかで、シミアン・モバイル・ディスコのメンバーであるジェームス・フォードはその事実を認めている。
「今年はアークティック・モンキーズのアレックス・ターナーとマイルズ・ケインによるザ・ラスト・シャドウ・パペッツのアルバムを仕上げたんだ」と彼は語っている。「デビュー作に続くアルバムを作ったんだよ。これが最新の仕事だね」
また、ジェームス・フォードはアルバムが完成したことを認め、「来年のどこかでリリースされる」としている。
先日、アーケイド・ファイアのメンバーであり、ザ・ラスト・シャドウ・パペッツのデビュー作のストリングスのアレンジを手がけたオーウェン・パレットは、ニュー・アルバムのレコーディングをほのめかすツイートを投稿していた。そこで、彼はアルバムが「傑作」の域に達したとツイートしている。
ツイートの全文は以下の通り。「自分が制作している作品が傑作の域に達するのは、貴重でエキサイティングな瞬間だ。 #tlsp2」
2013年に、アレックス・ターナーは、再びマイルズ・ケインと将来何らかの形で一緒に活動する計画があることを『NME』のインタヴューで明かしている。
マイルズ・ケインとの活動について、アレックス・ターナーは、次のように語っている。「一緒に何かやりたいと話してはいるけれど、実際にそれがいつになるかはまだ分からないんだ。今すぐでないことは確かだよ。マイルズは今他のことで忙しいし、それが上手くいっている。彼にはやり遂げた感があるよ。といっても、彼はこれまでもスーパースターだったけどね」
さらにアレックス・ターナーは、「絶対にそれは、将来の可能性の1つだと思っている。たとえそれが、ザ・ラスト・シャドウ・パペッツとしてでなくてもね」とも話している。
今年初めの『NME』のインタヴューでも、マイルズ・ケインはいずれ何かやることは確実だと語っている。「絶対にまた作品をリリースするつもりなんだ。だけど、あれ以来、(アレックスは)ずっと忙しいし、俺は自分自身で何かやることを見つけなければならなかったからね。だから、今俺たちがやっていることがちょうど終わりにくれば、活動を始められるんだ。今はまだ、アイデアは二の次って感じかな、まだ何も書いてないしね」
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.