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“Lovely Day”や“Lean On Me”といった曲で知られるビル・ウィザースが亡くなった。

ビル・ウィザースは心疾患の合併症で3月30日に亡くなっており、享年81歳だった。

「私たちは愛された、献身的な夫にして父親が亡くなったことを受けて打ちひしがれています」と遺族は述べている。「音楽と詩をもって、一般の世界と繋がろうということを思っていた唯一の人で、彼は人々に正直に語りかけ、お互いに繋がり合ったのです」

「プライベートでは近い家族や友人と暮らしてきた彼ですが、その音楽は世界に属するものです。困難な時ですが、ファンが愛する人をしっかり捕まえられるように彼の音楽がエンタテインメントとなり、素晴らしい気持ちになるよう祈っています」

キャリアを通してビル・ウィザースは“Lovely Day”や“Lean On Me”といった普及の楽曲を生み出している。3つのグラミー賞を獲得しており、2015年にスティーヴィー・ワンダーによってロックの殿堂入りを果たしている。

1938年にウェスト・ヴァージニア州で生まれたビル・ウィザースは海軍を離れた後、ロサンゼルスに移住している。その後、サセックス・レコーズと契約し、1971年に“Ain’t No Sunshine”を収録したデビュー・アルバム『ジャスト・アズ・アイ・アム』をリリースしている。その年にリリースされたセカンド・アルバム『スティル・ビル』に収録された“Lean On Me”は、その後に生まれる“Lovely Day”や“Just The Two Of Us”といった曲を先んじた楽曲となっている。

サセックス・レコーズの破産の後。コロンビアと契約したビル・ウィザースは新しいレーベルでは同じような成功をつかむことはできなかった。1977年発表でコロンビアとの唯一のアルバムだった『メナジェリー』はトップ40ヒットとなっている。1985年発表の『ウォッチング・ミー、ウォッチング・ユー』がチャート的に失敗すると彼は引退している。

ビル・ウィザースの音楽的な影響は大きく、ブラック・アイド・ピーズやウィル・スミス、ブラックストリートらがサンプリングやカヴァーをしており、ブラックストリートは1996年発表のヒット曲“No Diggity”で“Grandma’s Hands”をサンプリングしている。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて“Lean On Me”は外出制限を受けている住民や医療関係者によって歌われる楽曲となっていた。

ビル・ウィザースは妻のマルシアと2人の子供であるトッドとコーリを残している。

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