エイフェックス・ツインはオンラインに投稿した新たな文章で「警察国家」で暮らすことについてファンに警鐘を鳴らし、父親が亡くなったことを明かしている。
本名をリチャード・D・ジェームスというエイフェックス・ツインは彼のサウンドクラウド・アカウントとして知られている「user18081971」のバイオ欄に文章を投稿している。
「今、悲しみを抱えている誰もに大きな心からの哀悼を捧げるよ。最近、父親を亡くして、それは本当につらかった。新型コロナウイルスとは関係ないんだけどね」と彼は述べている。
リチャード・D・ジェームスの父親は彼の作品にも登場しており、その声は“4”や“Lornaderek”でサンプリングされている。
彼は次のように続けている。「新型コロナウイルスの統計を見る時、新型コロナウイルスが原因で亡くなったのか、新型コロナウイルスを抱えて亡くなったのか、それに目を向けなければならない。それを忘れちゃいけない」
エイフェックス・ツインは「警察国家」の概念に触れて次のように述べている。「法が定められることなく警察が政府の希望を実行する時、それは民主主義ではなく、警察国家で暮らしていることになる。犯罪に関わっていないのに自宅軟禁される時、それは民主主義ではなく、警察国家で暮らしていることになる。そんなことが起こるとは思えないかい? 次に失うことになる権利が君には分かるかい? 君たちに警告しているんだ」
エイフェックス・ツインの最新リリースは2018年発表の『コラプス』となっている。
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