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R.E.M.やミニストリー、キング・クリムゾンでドラマーを務めたビル・リーフリンがガンで亡くなっている。享年59歳だった。
訃報はキング・クリムゾンのロバート・フリップによってソーシャル・メディアで発表されている。
「シアトルにいるトレイシー・リーフリンから電話があった。ビル・リーフリンがアメリカ西海岸時間の18時50分にこの世界から飛び立ったんだ」
「トレイシーは妻のトーヤと僕に、その日は曇っていたのに、ビルが飛び立つと、雲が晴れて15分間、青空になったと話してくれた。いい旅を、ブラザーのビルよ。君と知り合えたことで、計り知れないほど僕の人生は豊かになった。仲間のスーザン・シルヴァーが去年の11月に僕らが訪れた時のこの写真を送ってくれたよ」
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=3388835257799147
https://twitter.com/WeAreMinistry/status/1242598691749363713
ミニストリーも次のように述べている。「今日、素晴らしいアーティストで、驚異的な人物であり、ミニストリーの進化と成功に不可欠な存在だった人を亡くしたんだ。次の世界でのライヴに向けて安全な旅を」
ビル・リーフリンはシアトルでキャリアを始め、ミニストリーの『ザ・ランド・オブ・レイプ・アンド・ハニー』、『ザ・マインド・イズ・ア・テリブル・シング・トゥ・テイスト』、『ΚΕΦΑΛΗΞΘ -詩篇69-』といった著名な作品に参加している。
KMFDMやピッグフェイスといった他のインダストリアル・メタル・バンドにも参加しながら、オリジナル・ドラマーのビル・ベリーが引退したことを受けて、2000年代初頭にR.E.M.に参加している。ビル・リーフリンは『アラウンド・ザ・サン』、『アクセラレイト』、『コラプス・イントゥ・ナウ』で演奏している。
ビル・リーフリンは2013年にキング・クリムゾンに加入し、亡くなるまでメンバーであり続けていた。
ニルヴァーナのクリス・ノヴォぜリックは次のようにツイートしている。「ビル・リーフリンが亡くなったと聞いて残念だよ。正直な人物で、素晴らしいミュージシャンだった」
Ahh fuck Bill died??? I loved that guy. What a sweetheart and a great fucking drummer. damn.
— Flea (@flea333) March 24, 2020
https://twitter.com/davedepper/status/1242586346260062208
The great Bill Rieflin has changed hotel rooms for the last time – after a long battle with cancer he checked out and left us today. Musical genius and bleak perfectionist, Bill graced me with his drumming, harmonies and laser-sharp insight between 2005 and 2013. RIP dear boy.
— Robyn Hitchcock (@RobynHitchcock) March 25, 2020
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーは次のように応じている。「なんてことだ、ビルが亡くなったって? あの人のことは大好きだった。素敵な人で素晴らしいドラマーだったよ。残念だよ」
ロビン・ヒッチコックは次のように述べている。「偉大なビル・リーフリンは最終的にホテルの部屋を変えることになった。ガンとの長い闘いを経て、彼はチェックアウトして、今日僕らの下を離れていった。音楽的天才にして厳しい完璧主義者だった。2005年から2013年の間、ビルはそのドラミングとハーモニーと鋭い見解で僕を支えてくれたんだ」
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