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リンプ・ビズキットのギタリストであるウェス・ボーランドは自身のプロジェクトであるイート・ザ・デイのデモを今週リリースすることを明かしている。

ウェス・ボーランドはリンプ・ビズキットを一時的に脱退した2001年にイート・ザ・デイを立ち上げており、最初のラインナップはウェス・ボーランドの弟であるスコットがギター、グレッグ・イザベルがドラム、カイル・ウィークスがエレクトロニクスと、ウェス・ボーランドの他のプロジェクトであるビッグ・ダム・フェイスに似たメンバーとなっている。

数百のデモとオーディションの候補が用意されたものの、シンガーが決まらなかったため、イート・ザ・デイは一切の音源をリリースしていない。「ブラバーマウス」のインタヴューでウェス・ボーランドはアルバム2枚分の音源があり、彼はバンドにとって理想のヴォーカリストとしてアット・ザ・ドライヴ・インのセドリック・ビクスラー・ザヴァラの名前を挙げている。

2003年にプロジェクトは棚上げされており、ウェス・ボーランドはナイン・インチ・ネイルズのダニー・ローナー、ア・パーフェクト・サークルのジョシュ・フリース、フィルターのリチャード・パトリックが参加したウェス・ボーランドによるプロジェクト、ザ・ダミング・ウェルと合流させようと考えていたという。

しかし、ザ・ダミング・ウェルでは4人のミュージシャンの音楽性の違いが大きかったためにアルバムの単位でプロデュースを行うことはできなかったと述べている。

ウェス・ボーランドは3月21日にインスタグラムで“Whalephant”の未発表デモを公開しており、イート・ザ・デイのデモ集を「1週間以内に出す」と述べている。

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Whalephant from the Eat The Day demo album. Coming out within the week.

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先日、ウェス・ボーランドは手の指を骨折した状態でパフォーマンスを行ったことを明かしている。

ウェス・ボーランドはインスタグラムに2本の指をテープで巻きつけた写真を投稿しており、2月16日に行われたロシアのクラスノダール公演を指を骨折したまま、やり遂げたことを明かしている。

「骨折が治りかけの手で初めてやった公演をやり遂げたよ」とウェス・ボーランドは述べている。「公演に向かう時の不安は言い表せないほどだったけど、仕事をやるには3本の指で十分だったよ。クラスノダール公演は素晴らしかったね」

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