レッド・ツェッペリンは“Stairway To Heaven”でスピリットの楽曲を盗作したとされる裁判で再び勝訴している。
スピリットのギタリストであるランディ・カリフォルニア(本名:ランディ・ウルフ)の管財人であるマイケル・スキッドモアは2014年にレッド・ツェッペリンを訴えている。
彼はレッド・ツェッペリンが1971年に発表した楽曲“Stairway To Heaven”がスピリットによる1968年発表の楽曲“Taurus”の著作権を侵害していると主張していた。2016年に一度レッド・ツェッペリン側の勝利の判決が下されたが、2018年9月に控訴裁で再び裁判が行われることが決定している。
今回、サンフランシスコのアメリカ合衆国第9巡回区控訴裁判所では再びレッド・ツェッペリン側の勝訴の判決が下されており、ロバート・プラントとジミー・ペイジは“Taurus”の著作権を侵害していないとされている。
マイケル・スキッドモアは“Stairway To Heaven”と“Taurus”が似たコード進行を持っており、スピリットとツアーを行った後にレッド・ツェッペリンが“Stairway To Heaven”を書いたと主張していた。
記事執筆時点でロバート・プラントとジミー・ペイジ、マイケル・スキッドモアのいずれも判決についてコメントしていない。
昨年、ジミー・ペイジは映画『ボヘミアン・ラプソディ』と『ロケットマン』の成功を受けて、レッド・ツェッペリンの伝記映画について話し合われていると語っている。「話し合いは行われているんだ。レッド・ツェッペリンからお金をもうけようという人間はいつだっているからね。シベリアやロサンゼルスで今も話し合いが行われているんだよ」
「現実的なことで忙しいから、実現もしないようなことには構っていられないんだ。映画のためにどんなことをしたいかって? アルバムを聴いてくれよ。すべてはそこにあるから」
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