ビースティ・ボーイズ、オジー・オズボーン、ナイン・インチ・ネイルズは新型コロナウィルスの影響でテキサス州オースティンにて開催されるSXSWへの参加がキャンセルとなっている。
3組はSXSWの映画部門に参加する予定となっていて、ビースティ・ボーイズはスパイク・ジョーンズが監督したドキュメンタリー『ビースティ・ボーイズ・ストーリー』について話す予定となっていた。
一方、オジー・オズボーンは自身がプロデュースを手掛けたドキュメンタリー『ナイン・ライヴス・オブ・オジー・オズボーン』のプロモーションを行う予定となっており、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとアッティカス・ロスは彼らがスコアを手掛けたHBOの『ウォッチメン』シリーズについてキーノート・スピーチを行うはずだった。
ネットフリックス、フェイスブック、ツイッター、アマゾン・スタジオ、TikTok、マッシャブル、インテルといった大企業は健康への懸念からSXSWへの参加を取りやめている。
ビースティ・ボーイズとナイン・インチ・ネイルズは後ろ盾となる企業が参加を止めたことで不参加となっており、『ビースティ・ボーイズ・ストーリー』を配信するアップルと、HBOを所有しているワーナー・メディアも参加を取りやめている。
オジー・オズボーンは自身の意志で参加を取りやめており、声明の中で代理人は次のように述べている。「新型コロナウィルスの脅威による大企業やアーティスト、レコード会社、映画スタジオの不参加を受けて、オジー・オズボーンもSXSWへの参加を取りやめることを決めました」
オジー・オズボーンは2月にパーキンソン病の治療を受けるため予定されていた北米ツアーを中止することも発表されている。
先日、オジー・オズボーンは自身が2003年からパーキンソン病を患っていたことを明かしている。
オジー・オズボーンは昨年転倒して怪我を負った後、パーキンソン病のII度と診断されたことを明らかにしている。オジー・オズボーンは自宅で真夜中にトイレに起きた際に転倒して、2003年のバイク事故で負った怪我を治療するために埋め込まれていた金属のインプラントを損傷している。
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