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ハリー・スタイルズは強盗の一団から逃れようと2台の車の前に身を投げだしたことを明かしている。

先月、ハリー・スタイルズは彼の住むロンドンの一角でナイフを使った強盗事件の被害に遭っており、最初の報道では強盗に金銭を渡したことが明らかになっていた。

今回、初めてハリー・スタイルズはこの惨事についてハワード・スターンに語り、最初は近づいてきてマリファナを売ってくれないかと言われたことを明かしている。

断ったところ、持っているものを訊かれたので、何も持っていないと答えると「ふざけたことは言うな」と言われたという。

強盗に金銭は渡したものの、携帯電話を渡すことについては断ったところ、1人の強盗がシャツを上げてナイフを見せてきたとハリー・スタイルズは説明している。

「1人が携帯電話を解除しろと言ってきて、もう1人がシャツを上げてパンツに挿してあるナイフを見せてきたんだ。僕としてはクソッって感じだったよ」とハリー・スタイルズは語っている。

ハリー・スタイルズは携帯電話を解除することは断って、逃げようと考えたという。

「奴らの後ろに池があったから、そこに携帯電話を投げ込もうと思ったんだけど、僕たちはそれを持っていなくてさ。それで連中を怒らせたくないと思っていたから、車が2台来たんで、走る時だと思ったんだよ。車を止めようと、道路に走ったんだ。間違いなく、おかしな奴が道に飛び出してきた感じでさ。そんな奴、車に乗せようとしないだろ。だから、乗せてくれなくてね」

「もう1台にもやってみたんだけど、彼らも乗せてくれなくてさ。それで、向きを変えて、自分の住んでいる地域へと走って戻ったんだ」

「全力疾走したけど、普段は出かける時はランニング用の靴を履いているんだけどさ」

「この時はコーデュロイのフレアに靴を履いててね。この丘を登り切るまで走らなきゃいけないのに、っていう感じだったよ」

当初、ロンドン警視庁の広報担当者は「警察もハムステッドでのナイフを突きつけた強盗について捜査しています」と述べていた。

広報担当者は次のように続けている。「報告によれば、20代の男性が別の男性に近づいて、ナイフを使って脅したとのことです。しかし、被害者は怪我を負っておらず、現金をとられました。逮捕や取り調べは行われていません」

ハリー・スタイルズについてはデイヴ・マイヤーズが監督を務めた“Falling”のミュージック・ビデオも公開されている。

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