メタリカは新たな深海生物にバンド名にちなんだ名前がつけられたことを発表している。
マクロスタイリス・メタリコラと命名された生物は地上の400倍の水圧がかかるハワイ南東のクラリオン・クリッパートン断裂帯に棲むワーム風の生物となっている。
発見したトルベン・リールとバル・デ・シュメットは生息環境のある特徴からメタリカにちなんだ名前にすることにしたという。
「7大陸で演奏をして、ロックの殿堂入りも果たした我々は今回、甲殻類になりました」とメタリカはインスタグラムで述べている。「ゼンケンベルク博物館の研究員であるトルベン・リールとベルギーのゲント大学のバル・デ・シュメットは北太平洋の深海で新種の甲殻類を発見し、あるロック・バンドにちなんだ名前をつけることにしました……マクロスタイリス・メタリコラの誕生です」
「あり得ないもの(“The Thing That Should Not Be”)とも言うべきこの生物は我々といくつかの共通点があるのです。このワーム風の生物は完全な闇に棲み、目をもたず、色もありません。まさに“Blackened”なのです」
「また、この生物はコバルトや銅、マンガン、ニッケルといった貴重な地球資源を含む金属の塊に棲んでいるのです。ロック・スタジアムで暮らしているようなものでしょうか? なので今回、メタルの甲殻類となることになったのです」
「海の下に何が潜んでいるのかを見つけるかは分かることがないのです」
先日、メタリカはジェイムズ・ヘットフィールドの治療を応援するため2つのフェスティバル出演をキャンセルしている。
ジェイムズ・ヘットフィールドが抱えている依存症やアルコール依存の問題についてはバンドの2004年のドキュメンタリー『メタリカ:真実の瞬間』でも描かれており、2019年9月に「回復に向けて取り組む」ためにリハビリに入っている。
メタリカは今回、5月にコロンバスで開催されるソニック・テンプル・フェスティバルと、9月にルイヴィルで開催されるラウダー・ザン・ライフに出演しないことを発表している。ソニック・テンプル・フェスティバルにはメタリカに代わって、レッド・ホット・チリ・ペッパーズとトゥールが出演することが明らかになっている。
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