Photo: Jordan Hughes/NME
テーム・インパラがカイリー・ミノーグの1994年のヒット曲“Confide In Me”のカヴァーを披露している。
バンドはオーストラリアのラジオ局「トリプルJ」のためのライヴ・セッションで同曲を取り上げている。
パフォーマンスの後、フロントマンのケヴィン・パーカーは高音が出るかどうか心配していたことを認めている。
パフォーマンスの映像はこちらから。
テーム・インパラの最新作『カレンツ』は今年7月にリリースされており、UKアルバム・チャートでは3位を、アメリカのアルバム・チャートでは4位を記録しているほか、出身地のオーストラリアでは1位を記録している。
シンガーのケヴィン・パーカーは先日、ファンがアルバムを無料でダウンロードしても気にしないという意見を述べている。
「新聞配達をやっていた頃に、1ヶ月とかお金を貯めて買ったCDがあってね。文字通り、CDを買うために2ヶ月とか節約して過ごしてたんだ」と昔の音楽の購入体験についてBBC 6に語っている。「でも、後になって、僕の友達が違法でダウンロードしてきたCDを焼いてくれたんだよね。それはすごく大きな体験だったんだ。音質はひどかったんだけどね」
彼はこう続けている。「お金を払ってもらえないとか、フィジカルで買ってもらえないとかってことはいまだに僕らに影響を与えているよ。将来アーティストが収入を生んでいくことについても、このことが何を意味するか僕には分からない。間違いなく、アーティストにはお金が必要なんだ。でも、素晴らしいことをすれば、富はなにかしらついてくるというのも信じてるんだよ」
「もし、音楽が無料になったら、その体験は変わってしまうと思う。でも、必ずしも安っぽくなるわけじゃないし、深遠さがなくなってしまうわけでもないしさ」
「僕もよく違法ダウンロードをしてきたし、みんなそうだよね。誰しも純潔じゃないわけでさ。もし『無料でダウンロードしたんだけど、アルバムが大好きなんだ』と言われたら、嬉しいよ。彼の20ドルなんていらないよ」
テーム・インパラは来年2月にUKでロンドンのアレクサンドラ・パレスとマンチェスター・アリーナで2公演を行うことが決定している。
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