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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは待望の再結成ツアーに先立って、チケットの不正転売との戦いの中で300万ドル(約3億3000万円)をチャリティに寄付している。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはそれぞれの公演のチケットの10%をとっておく形をとっており、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはこれらのチケットを通常のチケットより割高な「チャリティ・チケット」として販売しており、すべての差額は地元のチャリティ団体に寄付される。

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは先週インスタグラムでこの方針を発表しており、次のように述べていた。「我々がツアーを発表して以降、チケットの転売業者や仲介業者がフェイクのチケットを出品している。ファンたちが不正な転売行為に引っかからないよう、また同時に巨額の資金を慈善団体や各都市で支持している活動組織に寄付できるよう、我々は全力を尽くそうと思っている」

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この動きはチケットが販売される前に転売チケットが登場したことを受けてのものとなっている。

ツアーのチケットは現在発売中となっており、ファンは転売サイトで非常に高額でチケットが販売されているのを受けて苛立ちを露わにしているが、トム・モレロは約85%のチケットを転売市場から締め出したと述べており、その中で300万ドル以上をチャリティ団体に寄付している。

高額の転売チケットに苛立つファンに応じる形でトム・モレロはチャリティ・チケットのコンセプトについて説明し、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとして既に300万ドルを集めたことを明かしている。

「全体のチケットのうち10%はチャリティのために押さえたんだ」とトム・モレロはアリゾナ州グレンデールの公演が2枚で約1000ドルとなっているツイートに答えている。「元の値段を超える差額は100%すべて、その都市のチャリティ団体にいくんだ。チャリティ・チケットは転売に対抗するために高くしたんだ。最終的な数字が出た時にチャリティ団体は発表するよ。最初の48時間で300万ドルを超える金額になったんだ」

別のツイートでトム・モレロは高額転売で大きく成功を収めたとも述べている。「今のところ、約85%のチケットの高額転売を防いだんだ。でも、転売が最低なのには同意するからね。俺たちは闘い続けていくよ」

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはアメリカ国境付近での公演とコーチェラ・フェスティバルへの出演をもって再結成することを11月に発表している。

先日、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは今年のレディング&リーズ・フェスのヘッドライナーを務めることも決定している。

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