ロンドンのデザイン・ミュージアムでは偉大なエレクトロニック・ミュージックのアクトのヴィジュアルを取り上げた展覧会が開催されることが決定している。
「エレクトロニック:フロム・クラフトワーク・トゥ・ザ・ケミカル・ブラザーズ」と題された展覧会は4月1日から7月26日まで開催される予定で、「エレクトロニックの起源から夢の未来まで、エレクトロニック・ミュージックの催眠的な世界を探求するもの」となっているという。
クラフトワークやケミカル・ブラザーズのほか、展覧会はジャン・ミッシェル・ジャールやエイフェックス・ツインなど、デザインとテクノロジーがその作品をどう紹介してきたかを扱うものとなっている。
展覧会の説明では次のように述べられている。「ヘッドフォンをつかんで、2020年4月1日からデザイン・ミュージアムで開催される音楽をテーマとした初の展覧会にプラグを差し込んでください。クラブのような環境ではフランス人DJのローラン・ガルニエが手掛けたサウンドトラックに動機した照明や映像が展開されます」
「一連の新たなオーディオ・ヴィジュアル体験で完成するこの展覧会で、訪問者は様々な感覚のインスタレーションを楽しむことができます。これはケミカル・ブラザーズの伝説的なライヴ・ショウの要素を使ったケミカル・ブラザーズの世界に入り込むことができ、『ノー・ジオグラフィ』の最新ツアーから生まれた映像と照明の融合によるスミス&ライアルの3D没入型体験が生み出されるのです」
展覧会ではエイフェックス・ツインの最新EP『コラプス』のためにウィアードコアが制作したヴィジュアルやクラフトワークの半世紀に及ぶ音楽を称える30分の3D体験も展示される。
展覧会のキュレーターであるジェマ・カーティンは次のように述べている。「音楽というカテゴリーにおいてサウンドは物語の一部分に過ぎません。音楽はコミュニティやオフラインの機会を築き、音楽のテクノロジーを民主化し、自由な表現の安全地帯を提供したのです」
「デザインは私たちのライヴ体験を拡張させる欠かせない要素です」とケミカル・ブラザーズは述べている。「この新たなインスタレーションは、我々のツアーのヴィジュアル面についてスミス&ライアルとの取り組みへの洞察を与えてくれるものです」
クラフトワークは5月29日にロンドンで開催されるオール・ポインツ・イーストでヘッドライナーを務めることが決定している。フェスティバルのチケットを購入した方はこの展覧会に無料で入場できるという。
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