マドンナは最新のロンドン・パラディアム公演で銃規制についてエミネムに賛辞を寄せている。
マドンナはサイモン&ガーファンクルの名曲“The Sound of Silence”のアコースティック版を披露しており、同曲はエミネムのより厳格な銃規制を求める楽曲“Darkness”でサンプリングされている。
マドンナは同曲の中で「銃規制に賛成する」と述べており、短いパフォーマンスの最後で次のように述べている。「これが聞きたいものよ。銃声じゃないの。サウンド・オブ・サイレンスなの」この時の模様はマドンナのツイッターで動画が投稿されている。
Thank you @Eminem #guncontrol #gunsafety #madamextheatre #thelondonpalladium pic.twitter.com/VyVu3mO0bl
— Madonna (@Madonna) February 8, 2020
ツイートには「ありがとう、エミネム」というキャプションが添えられていた。先月、リリースされたサプライス・アルバム『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』に収録されている“Darkness”でエミネムはホテルの部屋からコンサート参加者に銃乱射をする男の視点でラップしている。
ミュージック・ビデオもルート91・ハーヴェスト・ミュージック・フェスティバルで50人以上が殺害された2017年の銃乱射事件に言及したものとなっており、その映像が使用されている。
マドンナはエミネムの銃規制に対する姿勢に賛辞を寄せているものの、エミネムは“Unaccomodating”でマンチェスター・アリーナ爆破事件を取り上げたことにも批判が寄せられている。
「I’m contemplating yelling ‘Bombs away’ on the game/Like I’m outside of an Ariana Grande concert waiting(ゲーム中に『爆弾投下』と叫ぶのを眺めていたんだ/アリアナ・グランデのコンサートを外で待っていた時のようにね)」とエミネムはこの曲でラップしている。
しかし、エミネムのファンはマンチェスター爆破事件のために200万ポンドを集めることになったチャリティを支援していたことも指摘している。
一方、マドンナは終演時間の期限を過ぎたことで会場のロンドン・パラディアムが幕を閉じようとしたと批判している。
マドンナは幕を閉じられた瞬間の映像をインスタグラムで投稿しており、幕から出てきてパフォーマンスを続けている。
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