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11月20日に通算3枚目となるスタジオ・アルバム『25』をリリースするアデルが『ニューヨーク・タイムズ』紙のインタヴューに答え、音楽以外の商業的なビジネスを行わない理由を語っている。

インタヴューの中でアデルは、曲作りについて次のように語っている。「自分の曲に確信を持つためには、自分自身が本当にその曲に感動できなければダメなの。自分が泣いて初めて、良い曲が書けたということを知るのよ。ヴォーカル・ブースやスタジオの中で涙が止まらなくなって、少し時間を置かなければならなくなった時に初めてね」

またアデルは、なぜ自分がCM出演などの商業的なビジネスを受けないのかについても説明している。

「セレブのように、ただ有名になりたいんだったら、音楽をやっていないわ。これまでにもらったたくさんのオファーを受けていれば、音楽をやっているだけの私よりももっと有名になったかもしれない」

「ブランドやネイル用品、靴、バッグ、ファッション・メーカー、美容系ブランド、ヘアケア・プロダクトなんかの顔としてコマーシャルに出たり、映画に出演したり、車のイメージキャラクターをしたり、腕時計や料理、建物、エアラインの企画に参加したり、本を出したり……全部、実際にオファーを受けたものよ。でも、自分を中身のない薄っぺらいものにしたくなかった。私がやりたいことは一つだけ。何かを創り出すこと。何かの顔になりたいわけじゃないの」

アデルはニュー・アルバム『25』の発売を11月20日に控え、17日にはラジオ・シティ・ミュージック・ホールでテレビ収録を行うことも明らかになっている。

現地時間10月23日に発売された新作“Hello”は、1週間で111万件のダウンロード数を記録している。これにより、11月14日付けのビルボードHOT100においては初登場1位を獲得している。今回のダウンロード数は、1週間あたりのものとしては史上最高記録となっている。また、オンデマンドでも2040万回のストリーミング再生を記録し、配信サービスを対象としたオンデマンド・ソング・チャートでもトップの座を獲得している。

“Hello”のミュージック・ビデオはこちらから。

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