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ブライアン・ウィルソンは元バンド・メンバーであるマイク・ラヴが出演するコンサートを糾弾している。

ザ・ビーチ・ボーイズは、趣味で野生動物を狩猟するトロフィー・ハンティングを支持する団体であるサファリ・クラブのインターナショナル・コンヴェンションで2月5日に開催されるコンサートに出演する予定となっている。ザ・ビーチ・ボーイズと共にこの場ではドナルド・トランプ大統領がスピーチを行うことも予定されている。

声明でブライアン・ウィルソンは次のように述べている。「2月5日水曜日にマイク・ラヴによってライセンスされているザ・ビーチ・ボーイズのツアー・グループは、ネヴァダ州レノで開催されるサファリ・クラブ・インターナショナル・コンヴェンションでヘッドライナーを務めることに私は自身の関心を向けています」

「この組織は、アル・ジャーディンと私が断固として反対するトロフィー・ハンティングを支持しています」

「公演を止めさせるために私たちが個人的にできることはありません。そこで、以下の署名活動に参加してください」

署名活動は「ファンにザ・ビーチ・ボーイズの音源をダウンロード・購入したり、ビーチ・ボーイズのコンサートに行ったり、ビーチ・ボーイズのマーチャンダイズを購入したりするのを止める」よう呼びかけるものとなっている。

一方、マイク・ラヴはコンサートが当初の予定通り行われることを声明で発表している。「レノでの素晴らしい音楽の一夜と、これまで通り、アメリカの人権利における基本的理念である表現と思想の自由を支持できることを楽しみにしているよ」

ブライアン・ウィルソンとアル・ジャーディンは、結成メンバーの1人であるマイク・ラヴと2012年に袂を分かち、ブライアン・ウィルソンの名義でツアーを行っている。90年代に両陣営は複数の裁判を行っており、1998年にマイク・ラヴはビーチ・ボーイズ名義でツアーを行う権利を獲得している。

昨年、ブライアン・ウィルソンは「精神的な不安」を抱えていることを明かして、予定されていたツアーの日程を延期することを発表していた。

ブライアン・ウィルソンは以前からメンタル・ヘルスに問題を抱えていることを公にしていたことで知られているが、当時、背中の手術を終えた後で「違和感や恐怖心」を抱えるようになってしまったことを明かしている。ブライアン・ウィルソンは回復やそれに向けた治療を受ける時間にあてるためにツアーを延期することを発表している。

「私が何十年にもわたって精神的な病を抱えていたことはよく知られているところです……御存知かもしれませんが、私は去年あたりから背中の手術を3度受けました……しかしながら、手術を受けてから違和感を感じるようになってしまい、しばらくの間、恐怖心を抱えてしまっています」

「自分が自分でないような気がしているのです。精神的な不安から来るものだと思います。その原因は分かりませんが、今の状態でツアーに出るのはよくないと感じており、私はロサンゼルスに戻ることにしました」

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