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フリートウッド・マックのミック・フリートウッドはリンジー・バッキンガムがバンドに復帰する可能性を否定している。

リンジー・バッキンガムは2018年にフリートウッド・マックから解雇されており、彼の代役としてトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのギタリストであるマイク・キャンベルとクラウデッド・ハウスのニール・フィンがバンドに加入している。

将来的にリンジー・バッキンガムがフリートウッド・マックに復帰して一緒に演奏する可能性はあると思うかと訊かれると、ミック・フリートウッドは米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「それはないね。フリートウッド・マックというのは奇妙な生き物なんだ。僕らはニールとマイクと共に取り組んでいるし、リンジーが脱退したのはひと昔前の話だからね。話題にするような話じゃないよ。だから、『ノー』だね」

彼は次のように助けている。「フリートウッド・マックについては様々なドラマがあるのは間違いないけどさ。彼の遺産は今もあるし、あるべき形で残っている。それは決してなくなることのない大きなものだし、僕らの誰1人としてそれを軽んじるつもりはない。状況は公にしてきたからね。僕らはいい感じではなかったからね。うまくいかなかったから、僕らは袂を分かったんだ。それがすべてだよ」

リンジー・バッキンガムの脱退に際してミック・フリートウッドは当時、次のように述べている。「フリートウッド・マックとは常に、ユニークな才能を持った者たちが集まって素晴らしい楽曲を披露するというものでした。私たちはマイクやニールとセッションしたのですが、そこで素晴らしい化学反応が起き、バンドにこのスタイルこそがフリートウッド・マックとして前進していくためのコンビネーションだと気づかせてくれたのです。新しいものが加わったのは確かですが、そこには依然として紛れもないフリートウッド・マックのサウンドがあるのです」

また、スティーヴィー・ニックスはリンジー・バッキンガムを解雇した理由について、彼が自身のソロ作品に専念するための時間をあまりに要求したことが要因だったと説明している。

一方、リンジー・バッキンガムはスティーヴィー・ニックスの主張を否定して、解雇を伝えられた当時について、ミュージケアーズのためのコンサートの2日後にバンドのマネージャーであるアーヴィング・エイゾフから電話をもらって、スティーヴィー・ニックスからのメッセージを伝えられたと説明している。「スティーヴィーはもう君と一緒のステージに立ちたくないと言うんだ」と伝えられたと彼は語っている。

「僕らは2日間のリハーサルをやって、すべてがうまくいっていたんだ」とリンジー・バッキンガムは電話がかかってくる前の数日の様子について語っている。「僕らは非常に仲良くやってたんだよ」

しかし、アーヴィング・エイゾフとの会話のなかでニューヨークの公演で「スティーヴィー・ニックスが問題にしている」事柄のリストを言われたとのことで、そこには彼女が感謝の言葉を述べている時に薄ら笑いを浮かべていたことや、バンドの入場時の音楽としてスティーヴィー・ニックスの“Rhiannon”が使われたことに怒ったことなどが挙げられていたという。

グラストンベリー・フェスティバルの主催者であるエミリー・イーヴィスは昨年、50周年を迎える今年のフェスティバルにフリートウッド・マックが出演しないことを明らかにしている。

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