クリス・コーネルの妻であるヴィッキー・コーネルは彼の作品が今年のグラミー賞を受賞したことを受けて声明を発表している。
クリス・コーネルは2018年にリリースされた17曲入りのセルフタイトル作が今年の第62回グラミー賞で最優秀レコーディング・パッケージング賞を受賞している。
クリス・コーネルが長年にわたって信頼を置いてきたブレンダン・オブライエンがプロデュースを手がけ、パール・ジャムのベーシストであるジェフ・アメンがパッケージを手がけた『クリス・コーネル』は、クリス・コーネルが亡くなった翌年にリリースされている。
『クリス・コーネル』がグラミー賞を受賞したことを受けてヴィッキー・コーネルは次のように述べている。「ジェフ・アメンを初め、最初から最後まで、クリスの愛に満ちた思い出や彼への追悼のためにこの美しい作品を創る手助けをしてくださったすべての方々に感謝しています。彼もとても誇りに思っていることでしょう」
「また、その愛や応援でクリスの遺産を前に進めてくださっているファンの皆さんにも感謝の気持ちを伝えたいと思います。子供たち共々、彼の思い出を生き長らえさせてくださっていることに心の底から感謝しています。クリス・コーネルは永遠です」
クリス・コーネルは2017年5月17日に自殺で亡くなっている。
クリス・コーネルがフロントマンを務めていたサウンド・ガーデンは昨年10月、デペッシュ・モードやザ・ノトーリアス・B.I.G.、ナイン・インチ・ ネイルズ、ホイットニー・ヒューストンらと共に2020年にロックの殿堂入りをするアーティストの候補入りを果たしていたものの、最終的な殿堂入りは逃している。
一方、ヴィッキー・コーネルは先月、未払いになっているロイヤリティの支払いなどをめぐってサウンドガーデンに訴訟を起こしている。
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