エミネムはサプライズでリリースした最新作『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』で10作連続となる全米アルバム・チャート1位を獲得している。
1月17日にリリースされた最新作『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』は、初週で27万9000枚の合算セールスを記録しており、セカンド・アルバム『マーシャル・マザーズLP』からのオリジナル・アルバム9作とベスト・アルバム『カーテン・コール:ザ・ヒッツ』を含む10作品で全米アルバム・チャート1位を獲得している。
最新作『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』は全英アルバム・チャートでも1位を獲得している。
先日、エミネムは『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』に寄せられている批判に自身の見解を明かしている。
エミネムは同作に収録されている“Unaccommodating”でマンチェスター・アリーナ爆破事件に言及したことで、マンチェスター市長のアンディ・バーナムやコーティナーズのフロントマンであるリアム・フレイら多くの人々から批判を受けている。
エミネムはソーシャル・メディアで次のように述べている。「やさしきリスナーの皆様へ。今日の素晴らしい世界において殺人はありふれたものになっていて、私たちの社会はそれに夢中になり、魅了されています。私はそれをからかって、殺人をビートの上に乗せてはいけないだろうかと考えたのです。早計な判断をする前に説明させてほしいのです」
「このアルバムは生真面目な人たちのために作ったものじゃありません。忌々しい殺人の悲鳴に憤りを感じたり、動揺してしまいやすい人には、このアルバムは合わないかもしれません。一部の作品は良心にショックを与えるようなものとなっていますが、前向きな行動を促すかもしれないと思ったのです。残念ながら、実際のところ闇が私たちを覆いかぶさろうとしているのです」
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