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ロジャー・ウォーターズは「ディス・イズ・ノット・ア・ドリル」と銘打った新たなツアーを発表して、合わせて公開された動画の中で「人類として頭を駆使する方法を変えなければ死が待っている」だろうと警鐘を鳴らしている。

ロジャー・ウォーターズは2020年7月からスタートする「ディス・イズ・ノット・ア・ドリル」と銘打った北米ツアーが発表されており、発表に際してファンに向けたメッセージ動画が公開されている。

「絶滅に向けて時間が刻一刻と迫っているなかで、それを騒ぎ立てるのもいいことだと思ったんだ。そういうわけで、僕はツアーに出ることにしたんだよ」とロジャー・ウォーターズは動画の中で語っている。

「率直に言って、僕らは人類として頭を駆使する方法を変えなければ死が待っていると思うんだ。このツアーは、必要とされている変化を促そうとして他の人からは懸念されている人々による世界的な運動の一環なんだよ。だからこそ、僕らはツアーに出る。僕らがパブで対話を持つのだってそうだよ。だからこそ、こうした会話は今後も定期的に全員によってなされるべきなのであって、本当に重要なことなんだ。そういうわけで、みんなが公演に来てくれることを願っているよ。これは机上の話じゃないんだ」

公開された動画にはロジャー・ウォーターズがバンドと共にスタジオでリハーサルしている模様も収められている。

「ディス・イズ・ノット・ア・ドリル」の北米ツアーは7月8日にペンシルベニア州ピッツバーグで行われる公演からスタートして、10月3日にテキサス州ダラスで行われる公演で最終日を迎える予定となっている。ロジャー・ウォーターズはツアーについて「新しいものになっている」と述べた上で、この「チャレンジ」を楽しみにしていると語っている。

「ディス・イズ・ノット・ア・ドリル」ツアーの日程は以下の通り。

July 2020
8 – Pittsburgh, PA, PPG Paints Arena
10 – Philadelphia, PA, Wells Fargo Center
14 – Detroit, MI, Little Caesars Arena
17 – Toronto, ON, Scotiabank Arena
21 – Quebec City, QC, Videotron Centre
23 – Montreal, QC, Bell Centre
25 – Albany, NY, Times Union Centre
28 – Boston, MA, TD Garden
30 – Washington, DC, Capitol One Arena

August 2020
1 – Cincinnati, OH, Heritage Bank Center
5 – New York, NY, Madison Square Garden
11 – Raleigh, NC, PNC Arena
13 – Orlando, FL, Amway Center
15 – Miami, FL, AmericanAirlines Arena
18 – Nashville, TN, Bridgestone Arena
20 – Atlanta, GA, State Farm Arena
22 – Milwaukee, WI, Fiserv Forum
25 – Minneapolis, MN, Target Center
27 – Chicago, IL, United Center
29 – Kansas City, MO, Sprint Center

September 2020
2 – Denver, CO, Pepsi Center
4 – Las Vegas, NV, T-Mobile Arena
10 – Los Angeles, CA, Staples Center
14 – Vancouver, BC, Rogers Arena
16 – Edmonton, AB, Rogers Place
19 – Tacoma, WA, Tacoma Dome
21 – Portland, OR, Moda Center
23 – Sacramento, CA, Golden 1 Center
25 – San Francisco, CA, Chase Center
30 – Salt Lake City, UT, Vivint Smart Home Arena

October 2020
3 – Dallas, TX, American Airlines Center

ロジャー・ウォーターズは昨年、2017年5月から2018年12月にかけて約1年半にわたって行われたワールド・ツアーよりアムステルダムでのジッゴ・ドーム公演を収録したライヴ・フィルム『US+THEM』を公開している。

「『US+THEM』は行動を呼びかけるためのものなんだ」とロジャー・ウォーターズは『US+THEM』の公開に先立って同作について述べている。「ホモ・サピエンスは岐路に立たされている。愛を分かち合い、他の人たちに共感する能力を作り出して、地球の利益のために集団で行動するか、もしくは『無感覚に心地よさ』を感じたまま、盲目のレミングのように絶滅に向かって全員で今の死の行進を続けるかの選択に迫られているんだ。『US+THEM』とは、愛と人生のために票を投じることなんだ」

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