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エアロスミスのドラマーであるジョーイ・クレイマーは怪我でバンドを離れた後でオーディションを受けることを強いられ、バンドに復帰することを許可されなかったとして残りのメンバーを相手取って訴訟を起こしたことが報じられている。

バンドが結成された1970年からエアロスミスのドラマーを務めているジョーイ・クレイマーは昨年、彼が「軽い怪我」と呼ぶ怪我が原因で一時的にバンドを離れることを余儀無くされている。「TMZ」が報じている訴状の内容によれば、ジョーイ・クレイマーは来たるパフォーマンスに向けて準備は整っているものの、「ふさわしいレベルで演奏できる」ことを証明するために、テンポを測るためのクリック・トラックを使ったオーディションを受けるようバンドから言われたと主張しているという。

エアロスミスは現地時間1月26日に行われる第62回グラミー賞授賞式でランDMCとの共演が控えているほか、グラストンベリー・フェスティバルへの出演やUKツアーを含む複数の公演が今年予定されているものの、ジョーイ・クレイマーはこれらに参加しないものと見られている。

ジョーイ・クレイマーは続けて、最終的にオーデイションは受けたものの、自身のパフォーマンスに「エネルギー」が不足していたとしてバンドから不合格を告げられたと主張している。ジョーイ・クレイマーは今回の訴訟で、「修復不可能な傷」を負う前にエアロスミスから復帰を許可してもらうことを目指しているという。

ジョーイ・クレイマーはバンドからの重圧が自身の健康面に「多大なる影響」を与えたとして、公演への参加を見送ることを余儀無くされたとも主張している。また、彼はバンドを離れていた期間に自身の代役を務めたドラマーに対して、パフォーマンスの報酬として1週間につき2000ドルを、リハーサルの報酬として1週間につき1000ドルを支払うようバンドから言われたと述べている。

エアロスミスは訴訟について「TMZ」に声明を寄せており、彼らは次のように述べている。「十分な準備期間やリハーサルのための時間を与えずに彼に演奏させることは、ジョーイや僕たち自身、ファンの方々に対するひどい仕打ちだと言えるでしょう。加えて、彼はグラミー賞の前週の金曜日の夜に訴訟を起こすという、重要なイベントに向けた準備をするための限られた期間を完全に無視した選択を取ったのです」

「彼の決断を踏まえれば、残念ながら彼がパフォーマンスすることはできませんが、私たちはもちろん、グラミー賞と(バンドとして表彰される)ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤーの両方に彼を招待しています。私たちにはステージで共有して来た時間以上の絆があるのです」

一方、エアロスミスのシンガーであるスティーヴン・タイラーは先日、他のメンバーによって休暇中に自分だけリハビリを強制されたことに長きにわたって怒りを感じていたと語っている。

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