ジェリー・シナモンは急速に名声を得たことで抱えることになった重圧に対処する上でいかにリアム・ギャラガーとの友人関係が助けになったかについて語っている。
スコットランド出身のミュージシャンであるジェリー・シナモンはレーベルやPR、音楽業界の力学に頼らずともオーディエンスの力だけで多くのファンを獲得できることを証明しており、2020年にはグラスゴーのハムデン・パークでの大規模な凱旋公演を含むUKとアイルランドでのアリーナ/スタジアム・ツアーが控えている。
2019年にリアム・ギャラガーのツアーに帯同していたジェリー・シナモンは今回、名声に対処する上で彼から得た懸命な助言について明かしている。
「友達に話すこともできないからね」とジェリー・シナモンは『Q』誌に語っている。「『涙が溢れてくるよ。朝5時に起きて、遠く離れた場所まで移動して、雨のなかいろいろ準備しなければいけないんだ』っていう感じでさ。自分が人生を通じてずっと現場で働いてきたことは分かっているからね。リアムは僕が置かれているような状況に理解があるんだ。考えるだけでも感情が溢れてくるよ。彼はいろんな話をしてくれてね。最高な人だよ。ものすごく面白いんだ」
同じインタヴューの中でジェリー・シナモンは「これ以上ビッグになりたくなかった」とも語っており、名声の「価値は下が」って「価値のない」ものになってしまったとしているほか、自身にとってはお金も「何の価値もない」ものだとして、「何よりも自分の健全な心に重きを置いている」と語っている。
「自分のためじゃなくて、(ファンのために)やっているんだ」と彼は語っている。「自分のためにやってしまったら、とんでもないクソ野郎になってしまいかねないからね。そうだろう? 全員が最後に笑顔になってくれて、笑って歌や踊りを踊りながら、そして何よりも安全に帰ってくれたら、僕の役割は終わりなんだ」
また、同じく友人であるルイス・キャパルディについては次のように語っている。「彼を批判するなんて論外だよね。彼が成し遂げたことは明白だよ」
ジェリー・シナモンは5月29日にバーミンガムのリゾーツ・ワールド・アリーナから行う公演からUK/アイルランド・ツアーをスタートさせる。
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