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ナッシュヴィルを拠点とするシンガー・ソングライターのデヴィッド・オルニーがパフォーマンス中にオーディエンスに謝罪した後で、ステージの上で亡くなった。享年71歳だった。

デヴィッド・オルニーは現地時間1月18日、フロリダ州サンタ・ローザ・ビーチで開催された30Aソングライターズ・フェスティバルのステージで、パフォーマンス中に心臓発作と見られる症状で倒れている。オーディエンスにいた医者が彼の蘇生を試みたものの、反応はなかったという。

この日、デヴィッド・オルニーと共にパフォーマンスしていたエイミー・リグビーはフェイスブックで彼の訃報を伝えている。

「素敵な男性で、伝説的なソングライターにして詩人だったデヴィッド・オルニーが昨晩亡くなりました」と彼女は投稿を始めている。「オルニーは3曲目の途中で演奏を止め、お詫びを述べた後で目を閉じました」

「彼は静かにギターを抱え、最高にクールなハットと素敵な風化したスウェードのジャケットを着て真っ直ぐに座っていました。この日、私たちが演奏していた舟小屋の外では大雨が降っていたので、私たちは彼の格好に大笑いしていました。私は彼の写真が、ありのままの優雅さや威厳を持ったものであってほしいと願っています。彼は当初、単に休息しているだけに見えたほどでしたから」

彼女は次のように続けている。「このことについて投稿するのはつらいことでした。彼が亡くなったことを信じることができないのです。彼の奥さんやご家族、ご友人、彼や彼の音楽を愛したすべての方々、そして彼の音楽を聴いたことのない方々にもお悔やみを申し上げます」

エイミー・リグビーの投稿はこちらから。

https://www.facebook.com/amymrigby/posts/3012675848752743

デヴィッド・オルニーはこの日、フェスティバルでのパフォーマンスに先立って地元のラジオ局「WUWF 88.1」に出演して30分間のアコースティック・セッションもレコーディングしている。

「WUWF 88.1」のためにレコーディングされた映像はこちらから。

ロードアイランド州出身のデヴィッド・オルニーは50年以上にわたるキャリアのほとんどを1973年に移住したナッシュヴィルで過ごしており、アメリカのルーツ・ミュージックの地平を広げることに貢献してきた。

デヴィッド・オルニーはキャリアを通じて20枚以上のソロ・アルバムをリリースしており、最新作は2018年発表の『ディス・サイド・オア・ジ・アザー』となっている。彼は楽曲“Deeper Well”が高い評価を得ており、エミルー・ハリスの1995年発表のグラミー賞受賞作『レッキング・ボール』でもカヴァーされている。

デヴィッド・オルニーの公式サイトでは彼について「1973年に音楽の都市であるナッシュヴィルに移住して以来、ナッシュヴィルの音楽コミュニティの重要なメンバーだった」と評されている。

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