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マンチェスターのアンディ・バーナム市長はエミネムがニュー・アルバムでマンチェスター・アリーナ爆破事件を取り上げていることを批判している。

エミネムは1月17日にサプライズでアルバム『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』をリリースしており、アルバムにはエド・シーランやアンダーソン・パーク、亡くなったジュース・ワールドらが参加している。

ヤング・M.Aが参加している“Unaccomodating”で、エミネムはアリアナ・グランデのマンチェスター公演で自爆テロが起きて22人が亡くなることになった2017年の爆破事件について言及している。

「I’m contemplating yelling ‘Bombs away’ on the game/Like I’m outside of an Ariana Grande concert waiting(ゲーム中に『爆弾投下』と叫ぶのを眺めていたんだ/アリアナ・グランデのコンサートを外で待っていた時のようにね)」とエミネムはこの曲でラップしている。

アルバムをリリースしてすぐにエミネムはマンチェスター市長を含む人々からの批判を受けることとなっている。

アンディ・バーナム市長はBBCに次のように語っている。「これは遺族や被害者全員をいたずらに傷つけるひどく失礼な言葉です」

爆破事件で息子のマーティン・ハイアットを亡くしたフィーガン・マーレーはこの曲についてソーシャル・メディアで次のように述べている。「彼はアリアナ・グランデやジャスティン・ビーバーの名声に便乗して、他のセレブリティに失礼なことを言っているように感じるのです」

「彼や彼のチームがこれをOKと思ったというのが不快だね。最低だよ」とある人物はツイートしている。

別の人物は次のように述べている。「エミネムがマンチェスターの爆破事件で冗談を飛ばしたことにはうんざりさせられたよ。言い逃れはできないね。彼女の名前も言っているし、否定のしようがない。むかつくね。こんなことを言わなきゃならないなんて、どれだけ無神経なんだ」

しかし、さらに別の人物はエミネムが50セントの“Patiently Waiting”で9・11についてラップしていたことに触れ、彼のおなじみのやり方だと指摘している。

ある人物は次のように述べている。「エミネムが一部のリリックでトレンドになってて、特にマンチェスターの爆破事件が問題になっているけど、言わせてほしい……彼の名前はスリム・シェイディで、20年以上こうやってきたんだ。繊細ぶるのはやめて、もう音楽を聴いてくれ」

また、エミネムのファンはマンチェスター爆破事件のために200万ポンドを集めることになったチャリティを支援していたことも指摘している。

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