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先週の土曜日、6月27日にニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンで行われたモリッシーのライヴで、完全菜食主義食のみを提供したいと要望を出していたにもかかわらず、一部の客に肉製品がふるまわれていたことが明らかになった。

モリッシーは以前に、会場側が彼の要望を受け入れ、彼のライヴでは肉を提供せず、標準のチケットの購入者には取り決めに従い、完全菜食主義食のみを提供すると約束したと語っていた。

しかし、ニューヨーク情報ブログ「ゴッサミスト」のレポートによると、企業の特別招待客はそういったルールの対象外となっていたという。同ライヴに出席していたジェシカ・ピアソンという女性はVIPのボックス席ではチキンの大皿料理やミートボール、寿司がゲストにふるまわれていたと同ブログに語っている。

彼女は、「先週末マディソン・スクウェア・ガーデンで行われたモリッシーのライヴに行ったの。モズは誇らしげに、今日はマディソン・スクウェア・ガーデンが完全にヴィーガンになった歴史的な日だと言っていたわ。でも、結局のところ、VIP席だけはヴィーガンじゃなかったのよ」と語っている。

さらに、「マディソン・スクウェア・ガーデンでは、自家製のミートボールのミニバーガーやテキサス・スタイルのバーベキュー専門店ヒル・カントリーの牛の胸肉のサンドイッチ、衣がサクサクのチキン・フィンガー、そして新鮮な寿司の盛り合わせが振る舞われていたわ。メイン・フロアにいた友達はヴィーガン・ホットドックを食べていた。客は喜んでいたかもしれないけど、モリッシーはそうはじゃないでしょうね」と付け加えている。

「ゴッサミスト」はツイッターで食事の写真も紹介している。

一方、モリッシーは翌週ナッシュビルで予定されていたライヴの開催地の変更を発表している。また日程も、事前に予定されていた木曜日(7月2日)から、その翌日7月3日に変更された。

モリッシーのファンサイト「トゥルー・トゥー・ユー」は、「7月2日にナッシュヴィルのグランド・オール・オプリ・ハウスで予定されていたモリッシーのライヴは、ライマン公会堂での7月3日公演に変更となった」と伝えている。

また、音楽情報サイト『ステレオガム』によると、グランド・オール・オプリ・ハウスのキャパシティは約4400人だが、新たに会場に決まったライマン公会堂は約2400人収容可能だという。

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