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R.E.M.のベーシストであるマイク・ミルズは大統領選のキャンペーンでバンドの楽曲2曲を使用したドナルド・トランプ大統領に対して法的措置を検討していることを明かしている。

2011年にR.E.M.を解散しているマイク・ミルズはドナルド・トランプが選挙キャンペーン中にグループの楽曲を使用するのを阻止するために「あらゆる法的手段を検討」していると述べている。

ドナルド・トランプは先日、ミルウォーキーで行った集会でR.E.M.の楽曲を使用しており、マイク・ミルズはこれを受けてドナルド・トランプについて「人を騙すペテン師」だと批判した上で、バンドとして「音楽を使用されたことを容認する」つもりはないと述べている。

ドナルド・トランプは現地時間1月14日にミルウォーキーで行った集会でR.E.M.の“Everybody Hurts”と“Losing My Religion”の2曲を入場前に流している。

マイク・ミルズはドナルド・トランプが初めて大統領選に出馬した2015年から彼を批判してきたことで知られており、ドナルド・トランプが当時のキャンペーンでバンドの“It’s The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)”を使用した際も彼を批判している。

「この哀れで目立ちたがりで強欲な小心野郎どもめ、何をしやがるんだ! 俺たちの曲や俺の声をお前らのバカバカしい選挙キャンペーンで使用するんじゃない」とマイク・ミルズは当時ツイートしている。

マイク・ミルズは現地時間1月12日にもドナルド・トランプについて「(注意欠陥・多動性障害の治療に使われる)アンフェタミンで気が狂ったアホ」と批判している。

ドナルド・トランプをめぐってはこれまでにクイーンやリアーナら多くのアーティストが音楽を未許可で使用したとして彼を批判している。

先日、システム・オブ・ア・ダウンのサージ・タンキアンはイランのカセム・ソレイマニ司令官が殺害されたことを受けてドナルド・トランプ大統領を批判しており、この攻撃が中東での「新たな戦争」に繋がらないことを願っていると述べている。

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