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ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーは先週末に5人目となる子供が誕生していたことを明かして、バンドとしてロックの殿堂入りを果たしたことと合わせて「2020年はビッグ・バンと共に幕を開けた」と語っている。

ロックの殿堂は2020年に殿堂入りするアーティストが発表されており、ナイン・インチ・ネイルズがデペッシュ・モードやホイットニー・ヒューストン、ザ・ノトーリアス・B.I.G.、ドゥービー・ブラザーズ、T. レックスと共に殿堂入りすることが明らかになっている。

ナイン・インチ・ネイルズは3度目の候補入りとなった今回、殿堂入りを果たしており、米『ローリング・ストーン』誌によるインタヴューの中で、トレント・レズナーは今回の発表に「とても驚いている」と語っている。

「実際、とても驚いているよ」とトレント・レズナーは語っている。「ナイン・インチ・ネイルズのこれまでの受け止められ方を考えると、無視されるか、こういうカテゴリーじゃないと言われるか、『別物』みたいに言われるかだったからね」

トレント・レズナーは次のように続けている。「防衛本能か知らないけど、俺たちはまた候補に留まったままになるものと思っていたから、認めてもらえたことは嬉しい驚きだったね。すごくいい気分だよ」

「ちょっと安心しているんだ。というのも、俺はこれから先ずっと、『お前はまだ十分じゃない』って言われて、毎年失望し続けることになるんじゃないかって思っていたからね」

続けて、殿堂入りの式典では誰に紹介役を務めてもらいたいかと訊かれると、トレント・レズナーは発表の直前に5人目となる子供が生まれていたことを明かして次のように応じている。「分からないな。さっきも言ったように、まだ(殿堂入りを)知ったばかりだからね。それに、週末に赤ちゃんが生まれたばかりなんだ」と彼は語っている。「たくさんのことが起きてるんだ。2020年はビッグ・バンと共に幕を開けたんだよ」

トレント・レズナーは妻であるマリクイーン・マーンディグとの間に現在9歳のラザルスと8歳のバルタザール、名前の明かされていない4歳の息子と3歳のノヴァがいる。

今年は35年目の発表となっていて、プロデューサー、ジャーナリスト、アーティスト・マネージャーであるジョン・ランドウも殿堂入りが決定している。

現在も存命の殿堂入りアーティストは全員、オハイオ州クリーヴランドで開催される殿堂入り式典に出席するものと見られている。

亡くなっているアーティストの場合は有名なアーティストや遺族が代理として出席して、殿堂入りを果たすことととなる。

昨年はレディオヘッド、ジャネット・ジャクソン、ザ・キュアーらが殿堂入りを果たしていた。

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