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エド・シーランはスポティファイだけで“Shape Of You”のロイヤリティがおよそ700万ポンド(約10億円)を超えるのではないかという試算が公開されている。

イギリスの通信会社である「ブロードバンド・ディールズ」はこれまでにスポティファイで最も再生された楽曲とそのロイヤリティをまとめた「ペイ・パー・プレイ」と題したリストを発表しており、エド・シーランの2017年発表のサード・アルバム『÷(ディバイド)』に収録されている“Shape Of You”がその首位にランクインしている。

「ペイ・パー・プレイ」のランキングによれば、“Shape Of You”はこれまでにスポティファイで23億回以上再生されているという。「デジタル・ミュージック・ニュース」によれば、スポティファイは1回の再生につき0.0034ポンド(約0.49円)をロイヤリティとして支払っているとのことで、これはナップスターやアマゾン、YouTubeといった同業他社よりも高い金額となっている。

ランキングの2位にランクインしているのはウィズキッドとカイラが参加したドレイクの“One Dance”で、17億回以上再生されている同曲のロイヤリティはおよそ598万ポンド(約8億5000万円)となっている。

また、3位にはポスト・マローンと21サヴェージのコラボレーション曲である“Rockstar”がランクインしているほか、ホールジーが参加したザ・チェインスモーカーズの“Closer”が4位にランクインしている。

リストの上位10曲には他に、カミラ・カベロやジャスティン・ビーバー、メジャー・レイザーらの楽曲がランクインしている。エド・シーランは“Thinking Out Loud”で6位にもランクインしており、同曲がこれまでに得たロイヤリティは約482万ポンド(約6億8000万円)となっている。

「ペイ・パー・プレイ」のリストはこちらから。

https://broadbanddeals.co.uk/pay-per-play/

膨大なロイヤリティを叩き出している“Shape Of You”だが、エド・シーランは昨年、同曲について他のアーティストの楽曲を「盗作」しているとする訴訟を起こされたために楽曲のロイヤリティの支払いが凍結されたことが明らかになっている。

一方、エド・シーランは先日、ストームジーとのコラボレーションをめぐってストームジーとワイリーの間で論争が巻き起こっている。先週、 ブラック・ミディはエド・シーランを批判する“Ded Sheeran”と題した楽曲をリリースして両者の論争に割って入っている。

ブラック・ミディによる“Ded Sheeran”の音源はこちらから。

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