ワン・ダイレクションが、今週発売予定のニュー・アルバム『メイド・イン・ザ・A.M.』のリリースに先がけて、新曲“Love You Goodbye”を公開している。
11月13日に発売予定のこのアルバムは、今後ソロ・プロジェクトに専念する彼らが活動休止前にリリースする最後のアルバムとなる。メンバーのルイ・トムリンソンによると、“Love You Goodbye”はアルバムの中で「一番個人的な曲」だという。
ルイ・トムリンソンは、バンドのツイッターに投稿した動画インタヴューで次のように語っている。「曲がまとまり始めたあの瞬間、すごくワクワクしたよ。曲のアイディアに心惹かれるものがあったんだ。誰でも別れた恋人と再会してしまうことがあるだろう。この曲は、まさにそういう時の気持ちを表現した曲なんだ」
コーラスの歌詞は次のようなものになっている。「ねえ、どうしてそんな顔で僕の人生から去っていくの/これで終わりでも、今夜はここにいて/明日は僕のものじゃなくても/最後の夜は一緒にいてくれないか/ねえ、ベイビー愛させてくれ、そしてさよならを言わせて」
“Love You Goodbye”は各種ストリーミング・サービスで聴くことができる。
『メイド・イン・ザ・A.M.』はワン・ダイレクションが、5年間活動してきたなかでの通算5枚目のアルバムとなる。アルバムにはUKチャートで1位を記録し、アメリカのビルボードHOT100で3位を獲得した“Drag Me Down”も収録される。
リリース後、2016年3月の活動休止までは媒体への出演などバンドとしての活動を続けていく予定となっている。
メンバーのリアム・ペインは先日、来年からのバンドの活動休止に関しての近況を語っている。かつてのバンドのメンバーであるゼイン・マリクがグループを脱退してから数ヶ月で、今回のツアーの終了後にメンバーは別々の道を歩むこととなった。
『アティチュード』誌のインタヴューにおいて、リアム・ペインは、今回の活動休止がバンドの解散を意味するものではないと語っている。「バンド以外のいろいろなことに手を広げて、挑戦する時期は今だと思ったんだ。今の状態がずっと続くわけじゃない。どこかで一旦休止して、自分たち自身のことをやる時期が必要なんだ……でも、バンドの活動はいつか再開するよ」
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