GETTY

Photo: GETTY

2020年のロックの殿堂入りアーティストが発表され、デペッシュ・モード、ナイン・インチ・ネイルズ、ホイットニー・ヒューストンらが殿堂入りすることが明らかになっている。

昨年10月に候補となるアーティストが発表されていたが、ザ・ノトーリアス・B.I.G.、ドゥービー・ブラザーズ、T. レックスも殿堂入りを果たすことが決定している。

今年は35年目の発表となっていて、プロデューサー、ジャーナリスト、アーティスト・マネージャーであるジョン・ランドウも殿堂入りが決定している。

殿堂入りアーティストは16組の最終候補アーティストの中から、これによりパット・ベネター、デイヴ・マシューズ・バンド、クラフトワーク、ジューダス・プリースト、MC5、モーターヘッド、ルーファス&チャカ・カーン、サウンドガーデン、トッド・ラングレン、シン・リジィは殿堂入りまで少なくとも1年は待たなければならないことになる。

ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーはこの栄誉について次のように語っている。「ロックの殿堂入りで投票してくれた仲間たちに心からの感謝を表明するよ。アーティスティックな努力が認められるのはいつだって素晴らしいことで、自分も光栄に感じている」

「今年殿堂入りを果たした仲間たちにも多くの祝福を(デペッシュ・モードはやっとだ!)。僕にとってすべてが始まった場所であるクリーヴランドで会おう」

デペッシュ・モードは次のように述べている。「今年、ロックの殿堂入りを果たす1組になれて、他の殿堂入りアーティストや今年の殿堂入りアーティストと並ぶことになって光栄だよ」

「長年にわたって僕たちとその音楽を応援してくれたすべての人に大きな感謝を」

現在も存命の殿堂入りアーティストは全員、オハイオ州クリーヴランドで開催される殿堂入り式典に出席するものと見られている。

亡くなっているアーティストの場合は有名なアーティストや遺族が代理として出席して、殿堂入りを果たすことととなる。

昨年はレディオヘッド、ジャネット・ジャクソン、ザ・キュアーらが殿堂入りを果たしていた。

殿堂入りの条件は最初の商業的リリースから25年以上が経過していることとなっている。

以前、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーはロックの殿堂を批判していたことで知られている。

「要するに、グラミー賞だって意味がないんだからさ。というのも、テレビ番組がいい視聴率を得られるように、会議室で数人のクソ野郎どもが『賞はこの人にあげよう』って決めているわけだからね。賞そのものには何の意味もないような気がしてしまうよな」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ