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R.E.M.のリード・シンガーであるマイケル・スタイプが、11月10日にニューヨークのビーコン・シアターで行われたパティ・スミスの公演にオープニング・アクトとしてサプライズで出演している。

マイケル・スタイプのステージでは、ニール・ヤングの“Old Man”や、ザ・ドアーズの“People Are Strange”、デイヴ・ベリーの“The Crying Game”、ジョン・レノンの“Imagine”、モット・ザ・フープルの“All the Young Dudes”といった一連のカヴァーが披露されることになった。

ステージの模様はこちらから。

マイケル・スタイプがパティ・スミスのオープニングを務めるのは今回が初めてではなく、昨年行われたニューヨークのウェブスター・ホールの公演にもマイケル・スタイプは出演しており、2人の過去の楽曲を披露していた。その際、パティ・スミスはR.E.M.の1996年発表のアルバム『ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』に収録されている“E-Bow the Letter”でヴォーカルをとっている。

どちらのライヴも、近年においてマイケル・スタイプのパフォーマンスを観る貴重な機会となっていて、2011年のR.E.M.解散以後、マイケル・スタイプは数えられるほどのライヴしか行っていない。

また、マイケル・スタイプは、先日、共和党の米大統領候補のドナルド・トランプが自分たちの楽曲を使用したことを厳しく批判したことが報じられている。

ドナルド・トランプは集会でR.E.M.の“The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)”を使用し、マイケル・スタイプを残念がらせることになった。

激高したマイケル・スタイプは、次のような発言をしている。「この哀れで目立ちたがりで強欲な小心野郎どもめ、何をしやがるんだ! 俺たちの曲や俺の声をお前らのバカバカしい選挙キャンペーンで使用するんじゃない」

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