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ビリー・アイリッシュは史上最年少のアーティストとして来たる映画『007 ノー・タイム・トゥー・ダイ』の主題歌を担当することを明らかにしている。

ビリー・アイリッシュは『007』シリーズのロゴをソーシャル・メディアで投稿して次のように述べている。「ノー・タイム・トゥー・ダイ。私が何をしているか考えてみて」

ビリー・アイリッシュはその栄誉について次のように述べている。「この映画に参加できることにあらゆる点で興奮しています。伝説的なシリーズの1作となる映画の主題歌を手掛けられることはこの上ない名誉です。ジェームズ・ボンドは映画のシリーズとして史上最もクールなものであり、私はまだ衝撃を受けています」

彼女の兄でコラボレーターのフィニアスは次のように述べている。「ジェームズ・ボンドの映画の主題歌を手掛けることは僕らがずっと夢見てきたことです。『ゴールドフィンガー』や『死ぬのは奴らだ』における音楽と映画の組み合わせほど象徴的な組み合わせはないでしょう。伝説的なシリーズで小さな役割を務められることをとても幸運に思っています。007よ、永遠なれ」

今回の発表は、『007』シリーズに関して定評のあるブログ「Mi6-HQ」が以前、ビリー・アイリッシュがダニエル・クレイグにとってシリーズ5作目にして最後の作品となる『007 ノー・タイム・トゥー・ダイ』の主題歌をレコーディングすると報じていたことに続くものとなっている。

映画のプロデューサーを務めるマイケル・グレッグ・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリは次のように述べている。「私たちはビリーとフィニアスが映画における感情的な物語の中で機能するように完璧に作られた『ノー・タイム・トゥー・ダイ』の力強く感動的な主題歌を手掛けくれたことを発表できることを嬉しく思っています」

ビリー・アイリッシュは発表に先駆け、およそ50年におよぶ歴代の『007』シリーズに出演してきたボンド・ガールたちの一連の写真をインスタグラムに投稿して来たる新作の主題歌を手掛けていることを示唆していた。

ビリー・アイリッシュはインスタグラムのストーリーに1963年公開の『007 ロシアより愛をこめて』でダニエラ・ビアンキが演じたタチアナ・ロマノーヴァや、2002年に公開された『007 ダイ・アナザー・デイ』でハル・ベリーが演じたジンクス・ジョンソン、2006年公開の『007 カジノ・ロワイヤル』でカテリーナ・ムリーノが演じたソランジュ・ディミトリオスを初めとした一連の写真を投稿している。

今回のビリー・アイリッシュの起用は若いアーティストの楽曲を採用してきた『007』シリーズの最近の傾向と合うものとなっている。2015年には『スペクター』のテーマ・ソング”Writing’s On The Wall”を当時23歳のサム・スミスが担当しており、2012年には『スカイフォール』のテーマ・ソング”Skyfall”を当時24歳のアデルが担当している。両曲は共にアカデミー賞の歌曲賞を受賞している。

ビリー・アイリッシュについては先日、監督のキャリー・ジョージ・フクナガがインスタグラムでフォローしている80人のうちの2人がビリー・アイリッシュとフィネアス・オコネルであったことから、主題歌を担当している可能性が極めて高いのではないかと推測されていた。他のフォローしている人物の多くは主に他の映画製作者と業界のクリエイターで構成されている。

今回の発表の前には、ビヨンセがマティーニを飲む謎の画像が投稿されたことを受けて、ファンの間でビヨンセが主題歌をレコーディングしたという噂も巻き起こっていた。

映画『007 ノー・タイム・トゥー・ダイ』については昨年12月に第一弾トレイラー映像が公開されている。

映画『007 ノー・タイム・トゥー・ダイ』は4月10日に日本公開される予定となっている。

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