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メタリカはラッシュのニール・パートが亡くなったことを受けてラッシュの“Tom Sawyer”をライヴでカヴァーしている。

ニール・パートは一家のスポークスパーソンであるエリオット・ミンツによって3年に及ぶ脳腫瘍の末に現地時間1月7日に亡くなったことが発表されている。

ラッシュのバンドメイトであるシンガー/ベーシストのゲディー・リーとギタリストのアレックス・ライフソンはニール・パートについて「45年以上に及ぶ友人にして魂の兄弟、そしてバンドメイトだった」と評しており、進行性の強い脳腫瘍である膠芽腫の闘いについて「非常に勇敢だった」と述べている。

これまでスティックを握ってきた中でも最高のドラマーの1人と目されてきたニール・パートには多くの追悼が寄せられているなか、メタリカも追悼の意を表している。

メタリカはアルバム『ムーヴィング・ピクチャーズ』に収録されているラッシュの1981年発表の楽曲“Tom Sawyer”をカヴァーした動画をソーシャル・メディアに投稿している。

動画のキャプションには「安らかに、ニール」と記されている。

メタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒは自身のインスタグラムでも追悼の意を表している。

ニール・パートの写真を投稿したラーズ・ウルリッヒはキャプションに次のように記されている。「ニール、ありがとう。僕にインスピレーションを与えてくれたことや、これまでの支援や助言に感謝しています。特に初期の頃、レコーディングや機材、この先にある可能性について若い未熟なデンマーク人のドラマーに話す時間をとってくれたことに感謝しています」

彼は次のように続けている。「その情熱やアプローチ、原理原則、楽器への揺るがぬ取り組みなど、世界中のドラマーにしてくれたことに感謝しています。安らかに」

一方、フー・ファイターズはインスタグラムで声明を発表しており、ニール・パートを「優しく思慮深く聡明な人」だったと述べている。

「今日、世界はロックンロールの歴史における真の巨人を失いました。その間違えようのないサウンドで私も含めた無数の人に影響を与え、何世代ものミュージシャンが2本のドラム・スティックを手に取り、夢を追うことになったのです。ドラミングだけでなく、その言葉も含めて、この優しく思慮深く聡明な人は私たちのラジオやターンテーブルを支配してみせたのです」

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