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ディスターブドは名曲“Down With The Sickness”をドラムでカヴァーする高齢の女性の映像が話題になっている。

映像はドラムのインストラクターとして働くドロシア・テイラーがディスターブドの2000年発表のデビュー・アルバム『シックネス』に収録されている“Down With The Sickness”をドラムでカヴァーするものとなっている。現地時間12月27日にYouTubeで公開されたこの映像は記事執筆時点までに660万回以上再生されている。

映像の冒頭でドロシア・テイラーは高齢のドラマーに向けられる偏見に言及しており、楽器店を訪れた彼女に店員がピアノとヴァイオリンの売り場を紹介している場面があるほか、教会のオルガン奏者に間違えられる場面やギタリストから「騒音」を謝罪されている場面なども盛り込まれている。

ドロシア・テイラーはその後、リハーサル・スペースで“Down With The Sickness”のドラム・カヴァーを通しで披露している。

話題になっている映像はこちらから。

「これぞ2020年に必要としているエネルギーだ。モチベーションをありがとう!」とユーザーの1人はこの動画にコメントしているほか、別のユーザーは次のように述べている。「なんというか、これは今までに観た中で最もメタルなものだよ」

「私は人生を通してドラムを叩いてきた。これらの体験はすべて、私が人生の中で経験してきたものよ」とドロシア・テイラーは映像の最後で語りかけている。

「どんな年齢や身体の大きさ、体型、民族でもドラマーになれるわ。ドラムのうまさや年齢に関係なく、私たちは全員がドラムのファミリーの一員なのよ」

「だから覚えておいて。ドラマーであれ、誰であれ、その人の見た目で判断してはいけないわ。それから、あなたのドラムへの情熱を世の中に伝え続けて」

一方、ディスターブドは最新作『エヴォリューション』を2018年にリリースしている。

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