クイーンのギタリストであるブライアン・メイやオジー・オズボーンの妻であるシャロン・オズボーンはオーストラリアで発生している大規模な火災に言及している。
オーストラリアでは昨年9月から森林火災が続いており、1200万エーカー以上の土地が焼失したというこの火災ではこれまでに24人が犠牲になっているほか、およそ5億匹の野生動物が犠牲になったと報じられている。
ブライアン・メイは現地時間1月5日、火災で命を落とした動物たちの写真をインスタグラムに投稿して次のように述べている。「オーストラリアでの悲劇的な火災のことを考えずにはいられないよ。とても無力に感じている。僕にはオーストラリアに多くのファミリーがいて、1ヶ月後に予定されているオーストラリア・ツアーでその全員と会えることを願っているよ」
「カンガルー島では若い世代が消火活動に参加しているんだ。敬意を送るよ。多くの善良な人々が家を失い、24人の仲間たちが命を落とした。それから、ニューサウスウェールズ州だけで5億匹もの野生動物が焼け死んでしまったって? そんなことがあり得るのだろうか? とても考えられないよ。しかも、収束が見えないんだって? 僕たちに何ができるだろう? 祈ることはできる。それから、リーダーたちに『経済』よりもこの地球の健康を優先するようにプレッシャーをかけることもできる」
ブライアン・メイは次のように続けている。「ここの生き物たちにとっては既に手遅れになってしまっているんだ。世界のほかの場所にとっては手遅れでないことを祈るばかりだよ。オーストラリアのすべての友人たちに、僕らからの愛と祈りを送るよ」
シャロン・オズボーンはフェイスブックでおよそ120万人いる自身のフォロワーに寄付を呼びかけており、オーストラリアでの火災の写真を投稿して次のように述べている。「森林火災がオーストラリアのコミュニティを壊滅させていて、命は失われ、家や仕事が破壊され、多くの野生生物や草原地帯が失われているの。昼夜問わず働いてくれている消防士やボランティアの方々にはとても感謝しているわ」
「以下の団体や他の団体を選んで、1ドルでも寄付してもらえたらと思う。とても必要とされているし、本当にありがたいことなの」とシャロン・オズボーンは複数の支援団体のウェブサイトのリンクを貼って投稿を締めくくっている。
シャロン・オズボーンによる投稿はこちらから。
クイーンは本日、バンド史上初となる日本のファンの投票によるベスト盤『グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン』の収録曲が決定している。
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