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リアム・ギャラガーはインタヴューでザ・ストーン・ローゼズのデビュー・アルバムについての思いを改めて語っている。

リアム・ギャラガーはザ・ストーン・ローゼズから大きな影響を受けたことをこれまでも公言しており、初めて感銘を受けたアーティストとしてもザ・ストーン・ローゼズのイアン・ブラウンの名前を挙げていた。

今回、『モジョ』誌のインタヴューでリアム・ギャラガーは1989年5月にリリースされたザ・ストーン・ローゼズのデビュー・アルバムについて改めて語っている。

「ローゼズをかけると、いつだって陰鬱じゃなくなるんだ。陽の差すような感じでさ。彼らはマンチェスター出身だけど、『こんな陰鬱で雨っぽい街でどうやってこんな音楽を作るんだ?』という感じでさ。パラレル・ワールドだよな。外で雨が降っていようが、音が別のどこかへ連れていってくれるんだ。それで音楽はマジカルだと分かり始めてさ。今もあのファースト・アルバムを聴くと、俺が何を着ていたか、俺が誰とつるんでいたか、どんなハッパを吸っていたか、何対何でマンチェスター・シティが負けたか、すべてを思い出せるんだ」

リアム・ギャラガーは2017年に『NMEゴールド』のインタヴューでザ・ストーン・ローゼズとの出会いを次のように振り返っている。

「ウチの奴が“Sally Cinnamon”を持ってたのを覚えてる。でも、最初は“I Wanna Be Adored”だったかな」とリアム・ギャラガーは語っている。「俺は学校に通ってて、ダミアンっていう友達がいたんだけどさ、そいつの兄貴もザ・ストーン・ローゼズにすごくハマっててね。ダミアンが『ザ・ストーン・ローゼズって聴いたか? “I Wanna Be A Dog”って曲があるんだ』って言ってきたんだ」

「『“I Wanna Be A Dog”だって? 一体どういう意味だ?』って感じでさ。15歳か16歳ぐらいだったかな。それで、やっとちゃんとレコードを聴いてさ。そこにはマジで夏の感触があってさ、本物の輝きがあったんだよ。まあ、家での家族のゴタゴタなんかがあったからさ、俺には鼓舞してくれるものなんかを必要としててね。分かるだろ? ビタミンB12なんかを摂るみたいだった」

「あの頃のことは覚えているよ。1989年かなんかだけど、公園に座ってたんだ。長くて暑い夏の日だった。家が最悪でさ、音楽は違う次元を示してくれた」

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