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レディオヘッドは米『ビルボード』誌がチャートの数字にYouTubeの再生回数を算入すると発表したのを受けて、これまでのディスコグラフィーの音源をYouTubeに追加している。

1993年発表のデビュー・アルバム『パブロ・ハニー』から2016年発表の『ア・ムーン・シェイプト・プール』までの音源をレディオヘッドのYouTubeアカウントでは聴くことができる。

これがバンド自身で行われたものなのか、2016年よりレディオヘッドのバックカタログを取り扱っているXLレコーディングスによるものなのかは明らかになっていない。

2003年発表の『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』までの楽曲は2016年4月6日のアップロード日付となっているが、アルバムごとのプレイリストの日付は2019年12月18日となっている。

先週、YouTubeを含むいくつかのストリーミング・サービスでのミュージック・ビデオと音源の再生回数が米『ビルボード』誌の全米アルバム・チャートに算入されることが発表されている。YouTubeの他にはアップル・ミュージック、スポティファイ、タイダル、Vevoでの公式のミュージック・ビデオの再生回数も算入される。

米『ビルボード』誌は2013年にYouTubeの再生回数を全米シングル・チャートに算入している。YouTubeでの再生回数を算入して、最初に全米シングル・チャートの1位を獲得したのは2013年2月15日付のバウアーの“Harlem Shake”となっている。

先日、第92回アカデミー賞のノミネーションが発表され、歌曲賞の候補にトム・ヨークやビヨンセらの名前が挙がっている。

トム・ヨークは映画『マザーレス・ブルックリン』に提供した“Daily Battles”がノミネートされており、ビヨンセは映画『ライオン・キング』に提供した“Spirit”が候補となっている。

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