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ネットフリックスはスポティファイの誕生を追った新たなシリーズ番組の制作に乗り出していることが明らかになっている。

まだタイトルが発表されていない本作は、スウェーデン人のビジネス・レポーターであるスヴェン・カールソンとジョナス・レイヨンフヴッドが著した書籍『スポティファイ・アントールド(原題)』を基にしたものになるという。

ダニエル・エクとマーティン・ローレンツォンはオンラインでの音楽に対する海賊行為が全盛だった2006年にスポティファイを始めている。スポティファイはその後、ポピュラー・ミュージック・サービスとしてトップに立ち、音楽業界のストリーミング革命の到来を告げることになった。

映像制作会社バニジェーの一部門であるイエロー・バードUKがスウェーデン語と英語による本作の制作を手掛け、『ハリウッド・レポーター』によれば、ベルナ・レヴィンがエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、ペール=オラフ・ソレンセンが監督を務めるという。

ベルナ・レヴィンは次のように述べている。「スウェーデンのテック業界の内部にいた小さな集団が音楽を変えた物語です。それは聴かれ方も作り方をも変えました。これはまさに我々の時代の起きた話なのです」

「これはここ10年で我々の暮らしが変わってしまったという物語であるだけでなく、グローバルなデジタル社会においてカルチャーと経済の影響による闘いとも言えます」

スポティファイは2019年の各種年間ランキングを発表して、2010年代に世界で最も再生されたアーティストがドレイク、エド・シーラン、ポスト・マローン、アリアナ・グランデエミネムの5組であったことを明らかにしている。

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