ジュース・ワールドの遺族は死後初めてその心境を明かしている。
本名をジャラド・アンソニー・ヒギンスというジュース・ワールド現地時間12月8日に「救急医療」を受けた後にシカゴ空港で亡くなったことが地元当局によって明らかになっている。
ジュース・ワールドは亡くなる直前にオピオイドのオーヴァードーズの処置に使われるナロキソンによる治療を受けたことも判明している。
プライベート・ジェット内には麻薬があったとする密告があったことも警察は報告しており、約32キロ分のマリファナ、コデイン咳止め薬の瓶、3丁の拳銃、徹甲弾、大容量の弾薬マガジンが押収されている。
ジュース・ワールドは地元当局がシカゴ・ミッドウェイ国際空港で彼や彼のチームが持ち込んだ荷物を捜査していた際に発作を起こし、アドヴォケイト・キリスト病院に緊急搬送され、現地時間12月8日午前3時15分に亡くなっている。
翌日には検死解剖が完了しているが、ドラッグ検査の結果はなお明らかにされていない。
ジュース・ワールドの遺族は「TMZ」に死後初めて口を開いている。「私たちはジャラドのことを心から愛しており、彼と過ごす時間が短くなってしまったことが信じられません。彼が音楽やファンへのメッセージの中で頻繁に言及していたように、ジャラドは処方薬の依存と闘っていました」
「依存症に際限はなく、その影響は人が闘っても敵わないほどのものです。ジャラドは息子にして、兄弟で、孫で、友人で、そして多くの人たちにとってのそれ以上の存在であり、彼が依存症に打ち勝ってくれることを誰もが望んでいました」
遺族はジュース・ワールドの残した作品から人々が教訓を見つけてほしいと語っている。「彼が音楽の中で始めた話題や彼の作品によって他の人が闘いを克服する助けとなることを願っています。それこそ彼が何よりも望んていたことです」
「ジャラドの残した愛や喜び、感情面での正直さが生き続けていくことを私たちは知っています」
ジュース・ワールドが亡くなったことを受けて多くの追悼の声が寄せられており、アメリカではアマゾン・ミュージック、アップル・ミュージック、スポティファイで1位を獲得している。
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