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プリンスは1984年公開の映画『パープル・レイン』がアメリカ議会図書館の登録に追加されることが決定している。

アルバムと同名の名曲から生まれたミュージカル映画となる『パープル・レイン』は国立フィルム保存活動の対象となることが決定している。

アルバート・マグノーリが監督を務めた同作はプリンスの才能を世に示すこととなり、プリンスにとってザ・キッド役で俳優としての映画初出演作となっている。映画はプリンスのコンサート映像も使われている。

映画『パープル・レイン』はアメリカで6800万ドル、世界で8000万ドルの興行成績を上げており、アカデミー賞では名称変更のために最後となったアカデミー歌曲・編曲賞を受賞している。

今年は他にスパイク・リー監督の『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』、ケヴィン・スミス監督の『クラークス』、マーティン・スコセッシ監督の『ラスト・ワルツ』などが対象となっている。

アメリカ議会図書館は毎年25本の映画を登録しており、「アメリカの映画遺産の幅広さと多様性」を示す美的、文化的、歴史的に重要な作品が登録される。

今年登録された作品には『ボーイズ・ドント・クライ』、『アイ・アム・サムバディ(原題)』といった女性が監督を7作も含まれている。

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