リンキン・パークのチェスター・ベニントンがかつて在籍していたバンドであるグレイ・デイズは妻のタリンダ・ベニントンによれば、彼に捧げる作品をリリースするという。
タリンダ・ベニントンは長文のツイートの中で、グレイ・デイズが生前、チェスター・ベニントンを迎えて再結成しようとしており、2017年の亡くなった時には音源の再レコーディングの最中であったことを明かしている。
「チェスターの最大の才能の一つは音楽でした」と彼女は述べている。「彼がそれ以上に誇りに思っていたのは子どもたちの父親であることくらいでした。彼の気持ちを考えると、彼は自分のやってきたすべてをファンに聴いてもらいたいと思っており、彼の音楽的な旅路はグレイ・デイズから始まったものでした」
「彼はこの件について非常に熱心で、ロック・ミュージックをやりたいと思っており、その楽曲のメッセージにはファンには意味あるものであることを分かっていました」
— Talinda Bennington (@TalindaB) December 11, 2019
彼女は次のように続けている。「チェスターが亡くなって、グレイ・デイズの再始動については関係していた全員で再考することになりました。彼らも悩みましたし、私も悩みました。プロジェクトをどうするか考えられるようになるまで、対処しなければならない感情がたくさんあったのです」
「雲が少し晴れて、チェスターが我々にどうしてもらいたいか考えられるようになったことで、チェスターが取り組んでいたことを続ける方法を探すことにしました。彼が誇りに思い、ファンと共有したいと思っていたものだったからです。グレイ・デイズのプロジェクトはチェスターの物語を語り続け、ファンと繋がることのできる方法の一つだと思ったのです」
今年2月、このプロジェクトにはコーンのブライアン・“ヘッド”・ウェルチやジェームズ・“マンキー”・シェイファーと共に、チェスター・ベニントンの22歳の息子であるジェイミー・ベニントンもヴォーカルで参加していることが明らかになっている。
グレイ・デイズのアルバムはタリンダ・ベニントンの320チェンジズ・ディレクションを通してリリースされる。正式な発売日は明らかにされていない。
グレイ・デイズは1994年発表のデビュー・アルバム『ウェイク・ミー』と1997年発表の『ノー・サン・トゥデイ』という2枚のアルバムを90年代にリリースしている。
また、タリンダ・ベニントンはリンキン・パークのメンバーの支持を得る形で再婚することも明らかになっている。
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