Ryan Johnson

Photo: Ryan Johnson

トラヴィスは大ヒット作『ザ・マン・フー』の20周年となる今年を締めくくる形で最新シングル“Kissing In The Wind”のミュージック・ビデオが公開されている。

トラヴィスは今年『ザ・マン・フー』の20周年を記念したツアーを行ったほか、同作の20周年盤や1999年のグラストンベリー・フェスティバルの音源をリリースしている。“Kissing In The Wind”は2016年以来となる新曲で、高い評価を受けたドキュメンタリー『オールモスト・ファッショナブル:ア・フィルム・アバウト・トラヴィス』の映像を使ったミュージック・ビデオが公開されている。

「“Kissing in the Wind”はバンドについて僕の作ったドキュメンタリーで使用されているんだけど、そのドキュメンタリーではトラヴィスのことを好きじゃないジャーナリストを前回のメキシコ・ツアーに連れていったんだ」とフロントマンのフラン・ヒーリーは語っている。「去年、この作品はエジンバラ国際映画祭で観客賞を受賞したんだけど、ミュージック・ビデオはドキュメンタリーからこの曲のために映像を使っているんだ」

「数週間前に僕の撮影した自分たちのパフォーマンスも入れてあるんだけど、20年で僕らがどれだけ歳をとったか、息を呑むことになるんじゃないかな」

“Kissing In The Wind”のミュージック・ビデオはこちらから。

トラヴィスは今年のグラストンベリー・フェスティバルで2016年発表の『エヴリシング・アット・ワンス』以来となる新作が進んでいると語っていた。

「これまで以上にピアノで書いているんだ」とフラン・ヒーリーは『NME』に語っている。「ピアノの弾き方は知らなかったんだけど、手に入れたから、だんだんと習得していったんだ。ちょっとずつ上手くなっていってね。サウンドがいいんだよね。1ヶ月くらいそうして書いたものは聴いてなかったんだけど、この間、立ち返ってみたら『悪くないな』と思ってね。『悪くないな』としか言えない感じなんだ。いいとか、全然ダメだとかっていうんじゃなくてね」

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