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AC/DCはブライアン・ジョンソンがバンドに復帰してニュー・アルバムに取り組んでいるとする噂に関するさらなる情報が著名なアーティストらによってもたらされている。

ブライアン・ジョンソンは2016年に聴覚を失う恐れからツアーから離脱することを迫られており、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズがその代役を務めていた。

AC/DCは昨年よりニュー・アルバムの制作に取り組んでいることが噂されており、新作については「すべての楽曲」に元ギタリストである故マルコム・ヤングのレコーディング音源が使用されたものになるとも報じられている。

一連の噂についてはアメリカ出身のバンドであるテロライザーが今年1月、ブライアン・ジョンソンと空港で遭遇したことを報告して、彼がAC/DCの新作に参加していることを認めたとした上で、彼は噂を「否定するのにウンザリ」しているようだと語っていた。

今回、ベヒーモスのネルガルも一連の噂を認める発言をしており、彼は「ラウドワイヤー」に次のように語っている。「マルコム・ヤングの音源と共にAC/DCのニュー・アルバムが制作されていることは知っているよ。実現するよ。(バンドの現時点での最後のアルバムとなっている2014年発表の)『ロック・オア・バスト』からのアウトテイクなんだけどね。俺が何を期待しているか?っていうと、あれ以上のものもあれ以下のものも期待してないよ。あのリズムと、アンガス(・ヤング)とマルコムのギターを聴かせてほしいね。それ以上のものは要らないからさ。(ブライアン・ジョンソンも)バンドに戻っているんだよ」

また、トゥイステッド・シスターのディー・スナイダーもツイッターで一連の報道を認めており、彼は2014年に薬物所持とスタッフへの殺人教唆の罪で逮捕されて脱退していた元ドラマーのフィル・ラッドを含むメンバーでバンドが再結成したと述べている。

ディー・スナイダーはファンへの返信として次のようにツイートしている。「マルコム・ヤングは亡くなってしまったけど、生前に彼がレコーディングしていた音源と共に現存する4人のメンバーたちが再結成したんだ。マルコムの甥のスティーヴィー・ヤングが彼の代役を務めるよ(彼はこれまでにも何度か参加してきたんだ)。オリジナル・バンドに限りなく近づいていると言えるね」

ブライアン・ジョンソンとフィル・ラッドについては昨年、AC/DCが20年以上にわたってアルバムのレコーディングの拠点としてきたヴァンクーヴァーでメンバーと共にいるところが目撃されていた。

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