マニック・ストリート・プリーチャーズは1993年発表のアルバム『ゴールド・アゲインスト・ザ・ソウル』を再発することを示唆している。
マニック・ストリート・プリーチャーズは12月9日にリマスタードという言葉の入った2枚のCDの写真を投稿しており、そこには2019年12月5日の日付も記されている。
再発についての正式な発表は行われていない。
『ゴールド・アゲインスト・ザ・ソウル』は1992年のデビュー・アルバム『ジェネレーション・テロリスト』に続く作品で、“From Despair To Where”、“Roses In The Hospital”、“La Tristesse Durera”、“Life Becoming A Landslide”といったシングルが収録されている。『NME』ではセカンド・アルバムとなる本作について「争点かのように好きか嫌いかを突きつける」作品としながらも「アドレナリンがほとばしるロック・アルバム」であり、「衰えているわけでも混乱しているわけでも、つまはじきでもない」としている。
マニック・ストリート・プリーチャーズはキャリアを振り返る時期を迎えており、バンドの長年にわたるコラボレーターで、英国アカデミー賞受賞監督のキーラン・エヴァンスによって制作されたライヴ映像作品『ビー・ピュア、ビー・ヴィジラント、ビヘイヴ(原題)』が先月、UKで劇場公開されている。同作は『ホーリー・バイブル』の20周年ツアーの様子を収めたものとなっている。
一方、マニック・ストリート・プリーチャーズは先月来日公演を行っており、W杯で来日しているラグビー・ウェールズ代表のジェイミー・ロバーツとステージで共演している。
マニック・ストリート・プリーチャーズとしての来たるニュー・アルバムについて、ベーシストのニッキー・ワイアーは昨年『NME』に次のように語っている。「音楽的には、ジェームス(・ディーン・ブラッドフィールド/フロントマン)が電気を使って爆発させようとしていると言えるかな。彼にはそういうものを感じてもらえると思う。彼はもう一度新しいものを始めようとしているんだよ。どうすればより幅を持たせることができるかについてのアイディアも僕に聞かせてくれたんだ」
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