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AC/DCのシンガーであるブライアン・ジョンソンは妻のブレンダ・ジョンソンと共に、子供の里親制度を支援する活動を行っている慈善団体の「オール・スター・チルドレンズ・ファウンデーション」のために資産を寄付している。

オール・スター・チルドレンズ・ファウンデーションで事業責任者を務めるスティーヴン・ファンチャーによれば、同団体は夫妻から寄付された資産を売却して、33万5000ドル(約3630万円)を受け取ることができたという。

「2年以上にわたり、オール・スターはブレンダとブライアン・ジョンソンを初めとした献身的で思いやりのある方々から多大な支援を受けてきました」とスティーヴン・ファンチャーは述べている。「彼らからの素晴らしい贈り物のおかげで、世の中に変化を生み出すことができました」

ジョンソン夫妻とオール・スター・チルドレンズ・ファウンデーションの関係は、彼らがオール・スター・チルドレンズ・ファウンデーションの共同設立者で会長のグラーチ・マックギリカディと2年前に出会い、彼女とその夫のデニスから同団体のミッションを紹介されたことをきっかけに始まったという。オール・スター・チルドレンズ・ファウンデーションは、虐待やネグレクトの被害に遭った子供たちのための施設の建設を進めている団体で、ジョンソン夫妻はその活動に感銘を受けて以来、同団体への支援を続けているという。

「デニスとグラーチは子供たちに天使の存在を信じさせてくれます。彼女たちこそが天使なのです」とブレンダ・ジョンソンは述べている。

「彼らは暴力やネグレクトが起こる可能性のある予測不可能な家庭で育った子供たちを救うという共通した目的のために、コミュニティを1つにしました」と彼女は続けている。「オール・スター・チルドレンズ・ファウンデーションを立ち上げたという彼らの功績以上に素晴らしいことはありませんし、ブライアンも私もその一部に加われていることを名誉に感じています」

「ブレンダとブライアンにはとても感謝しています」とグラーチ・マックギリカディは述べている。「施設を子供たちに開放する準備が間もなく整う予定です。この重要な時期に、資金の調達はとても大切です。彼らは私たちの同盟を夢の実現に近づけてくれました」

オール・スター・チルドレンズ・ファウンデーションはこれまでに提供された資金を元に、フロリダ州サラソータに「思いやりのキャンパス」と銘打たれた保護施設をオープンさせる予定となっている。

一方、ラジオDJのエディ・トランクは今年4月、聴覚を失う恐れから2016年にツアーから離脱することを迫られていたブライアン・ジョンソンについて、次のアルバムのツアーでバンドに「間違いなく」復帰する予定だと語っている。

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