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ビリー・アイリッシュは新たなインタヴューで気候変動に感じている恐怖について語っている。

『ロサンゼルス・タイムズ』紙によるインタヴューの中で、ビリー・アイリッシュは人々が気候変動を食い止めるための取り組みをほとんど行っていないことに対する憤りについて率直に語っている。

「奇妙な気持ちよ……世界が終わりに向かっていく様を描いた映画の世界に生きているような気分なの。それを食い止めることはできるけど、行動に移そうとはしていない。みんな、あまりにも怠惰すぎるわ。何も変えなければ私たちは死ぬことになるのに」

彼女は次のように続けている。「世界が終わってしまう夢を何度も見た……いかに私たちが無力で、いかに私たちの命が小さなものかということに気づかされるの。地球が死んでしまったら、私たちは全員いなくなってしまうわけでね。私は子供が欲しいし、その子たちにも子供を産んでもらいたいと思ってる。それが実現しない可能性があるわけで。そんなのは嫌よ」

先月、ビリー・アイリッシュは現地時間11月24日に開催されたアメリカン・ミュージック・アウォーズの授賞式で気候変動に向けた団体「ミュージック・デクレアズ・エマージェンシー」への支持を表明している。

ビリー・アイリッシュは初めての出演となった今年のアメリカン・ミュージック・アウォーズの授賞式で、ミュージック・デクレアズ・エマージェンシーのスローガンである「NO MUSIC ON A DEAD PLANET(死んだ惑星に音楽などない)」と書かれたTシャツを着用して“All The Good Girls Go To Hell”のパフォーマンスを披露している。

ミュージック・デクレアズ・エマージェンシーについては、これまでにフォールズやサヴェージズ、ザ・1975らもこの運動に署名している。

サヴェージズのドラマーにしてミュージック・デクレアズ・エマージェンシーの共同設立者であるフェイ・ミルトンは先日、音楽業界として気候変動に立ち向かうために何ができるかについて『NME』に次のように語っている。

「必要な変化を起こすための時間はわずかしか残されていないし、すべてを変えることのできるほどの時間は残されていないということを人々に知らしめる必要があるの」と彼女は語っている。

「(環境保護活動家の)グレタ・トゥーンベリのたとえを引用すれば、私たちの住処が燃えているのであって、タバコの火を消すよりも前に『私たちの住処が燃えている』などと言っている時間なんてないの。火は今、燃えているのであり、私たちはそれをどうにかしなければいけないのよ。自分たちのライフスタイルを変えて、航空機での移動を減らし、プラスチックの利用を減らすようにするということ。けど、最終的には政府からの返答が不可欠なのよ」

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